映画「キング・オブ・エジプト」あらすじ,ネタバレ,レビュー
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あらすじ
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神々の内、選ばれた一人が王として人間を支配する古代エジプト。
太陽神ラーの長男オシリスが王として人間を支配し、その智力で人間の信頼を得ていた。ある時、オシリスは息子のホルスに王座を譲ることを宣言し、ホルスの戴冠式がやって来たその日、オシリスの実の弟セトが現れ何とホルスの両目を奪い、王として君臨することに!
このことで戴冠式を見ていた民衆は大混乱となりコソ泥ベックとザヤの二人は離れ離れになってしまう。そしてザヤは暴君セトの部下ウルシュの奴隷にされてしまう。ベックは彼女を救うため、そしてエジプトを救うために追放されたホルスを探して協力を求めた。
ホルスの片眼を手に入れて彼を仲間にすることが出来たベックだが、彼らに、セトに従う神々やスフィンクスが次々と襲いかかる!
人間ベックと神ホルスはエジプトを暴君セトから奪い返し、危機となった世界を救うことが出来るのか?
今回は吹き替え版で鑑賞したtoikun。Kis-My-Ft2の玉森裕太さんと永野芽郁さんが、それぞれブレントン・スウェイツとコートニー・イートン演じる恋人役で声をあてていたが、2人ともプロの声優と同じように上手く演じていて違和感はゼロ。字幕と見比べたワケではないが今回ばかりは吹替版をオススメ!
悪役であるセトを演じるジェラルド・バトラー、春に大ヒットした「エンド・オブ・キングダム」の無敵なシークレット・サービスを観ているので、とても倒せる相手ではないと思ってしまった(汗)
そして「シャイン」のアカデミー賞俳優であるジェフリー・ラッシュも太陽神ラーとして登場し大活躍するので「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの貴方も大満足☆“アンナ”のを毎日相手にしているラーも大変だぁ!
公式サイトには本作を観る上で分かりやすいキャラクター相関図が記載されているので是非チェックしておこう!公開される劇場一覧はコチラ(公式サイト劇場情報)!
コチラ(下にジャンプ)に吹替版の予告編も用意しているのでドウゾ!
9月9日(金)、TOHOシネマズ スカラ座他全国超拡大ロードショー!
toikunが観たのは2Dバージョンだったが3DやMX4D、4DX、D-BOXもあるという。どの劇場でどのバージョンが上映されているかは上述した公式サイトの劇場情報から各劇場のホームページへ行ってお確かめ下さい。
Don't Miss it!
配給:
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ストーリー・ネタバレ
神々と人間が共存する世界。
太陽と宇宙の神ラーは地球外にて毎夜襲いきたる混沌の化身アポピスを舟に乗り追い払って地球を守っている。
そのラーには息子が2人いる。豊かなエジプトに王として君臨して人間たちの尊敬を集める長男オシリスと、砂漠の神として砂漠に追いやられ、兄と比べて自分の待遇の悪さで、兄に密かに嫉妬している次男セトである。
ある日、オシリスが息子の天空の神ホルスに王座を渡すことを決めた。この事がエジプトだけでなく全世界を混乱に導くことになる…。
人間の若者ベックは彼女であるザヤと駆け落ちをして今はこのエジプトで二人で暮らしている。ベックの職業は泥棒。モノを失敬する相手を選ばないところが彼の良いところ(?)来たるホルスの戴冠式を見守ることを楽しみにしているザヤの為に素敵なドレスをパクって彼女にプレゼントしたベック。ザヤもベックのやっていることを“理解”はしている。その頃、ホルスは続く宴にハシャギ疲れていた…。
戴冠式の日。
ホルスは彼女である愛の女神ハトホルと何かを語ろうとしたところで戴冠式の始まりを告げられる。
式には愛の女神ハトホル、守護の女神ネフティス、知恵の神トトと言った名だたる神々が集まった。そして人間たちがホルスのことを、これからエジプトに君臨する偉大なる神、そして王として見ながら盛り上がっている。この時、オシリスはホルスのことをこう紹介した。
我が子ホルス。天空の神!
この時、まだ場に現れていなかったオシリスの弟セトが民衆の間から現れて入ってきた。セトはプレゼントとして角笛をホルスに渡してそれを大きく吹き鳴らしたホルス。
コレを合図として、セトの部下である兵士たちが集まる民衆たちを割って入り、人間たちに武器を向けた!同時にセトは兄オシリスに武器を渡してこう言った。
勝負しろ!
今までの嫉妬心から兄を倒して自分の有意を示すために勝負を挑んだセトであるが、兄オシリスは弟とは闘う気はない。そこでセトはナイフで兄を刺してしまう。そしてこう宣言するセト。
我こそ唯一の神!神々よ跪け!人間ども、オレをあがめろ!
こう言ったときホルスがセトに襲いかかった!激しい戦い、それぞれ変身もして戦いは激化!ボロボロになる神殿に、逃げ惑う人間たち!セトの部下の協力もありセトはホルスの両目を奪った!そしてホルスを殺そうとしたとき、それを止めた愛の女神ハトホルがいた。
この混乱で、戴冠式を見ていたベックとザヤは離れ離れとなってしまった…。
1年後。
セトはエジプトに君臨する王となっていた。その所行は正に暴君の名を欲しいままにしている。彼に刃向かった神々は次々と倒れ人間は殆どが奴隷にされている。
1年前に恋人ベックと離れ離れになってしまったザヤは、セトの部下として建築設計士をしている人間ウルシュの奴隷として日々を過ごしていた。ベックはもちろんザヤの居場所を知っていて、彼女が働くウルシュのオフィスに忍び込んでは話していた。ザヤはかつて憧れていた天空の神ホルスにまだ期待の情を持っていた。しかしホルスは目を奪われた後はエジプトを追放されて何処にいるのかも分からなかった。ベックはホルスにこの状況を変えてもらおうと思っていた。その為、ウルシュが作った宝物殿など様々な建物の図面を読んでは頭に入れた…。
ウルシュが、仕えるセトの為にラーを称える塔を建てた日の夜。ベックは大量の戦利品に紛れ込み宝物殿に侵入。様々な罠をくぐり抜けて手に入れたのは奪われたホルスの右目だった。ベックは右目を手に入れると囚われのザヤのところにやって来るが、この時ウルシュがいて、ザヤを奪い去るもウルシュが放った矢が彼女の胸に突き刺さってしまう…。
ベックはザヤと共に馬で逃げるとホルスの居場所にやって来た。彼女を馬に残してホルスに会うと交換条件を持ちかける。
死から助けたい人がいる。
一度は闘うベックとホルスだが交換条件を引き受けたホルスは神の力でザヤを助けようとしたがダメだった。そして冥界の神アヌビスによってザヤの魂は死後の世界へと連れて行かれてしまった…。ベックから右目を受け取ったホルスはそれをつけた。そしてベックの望む、彼女ザヤを生き返らせるということに協力することになった。
砂漠の神を殺すためには、砂漠を殺さなければ…。
[ストーリーは導入のみ]
・セトが砂漠の神だった時からの部下の神ムネビスを始め、2人の戦争の女神アスタルテ&アナトなど神々に襲われるベックとホルス。
・動くピラミッドを攻略する必要がある。中にはスフィンクスがいて知恵を問うて来るという。この攻略のために知恵の神トトの協力を得ることができるのか?
・アヌビスに連れて行かれたザヤの魂は?
・そして、暴君セトの愚かな望みによって全世界が混沌に…。
・最先端の美術とVFXによる“景色”と“キャラ”!
・エンタメにユーモアは不可欠。貴方は何回クスッとするか!?
そもそも人間と神の大きさは違うゾ!
ベック:ホルス=1:1.6くらい…
こんな凸凹コンビがエジプトを、そして世界を救えるのか乞うご期待!
9月9日(土)、暴君セトを演じるジェラルド・バトラー(↑)を観るために、劇場へGo!
レビュー・感想・解説・評価
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本作のCMがテレビを観ると激しく流れていますが、それだけプロモーションをかける価値があるエンタメ作品でした!
「アイ,ロボット」や「ノウイング」のアレックス・プロヤスの最新監督作品。なおプロヤス監督は前作「ノウイング」に引き続き製作も務めている。
キャストを紹介☆
・日本語吹替版ではKis-My-Ft2の玉森裕太さんが声をあてている、お調子者のコソ泥ベックを演じるのは「マレフィセント」などのブレントン・スウェイツ。人間の主人公として本作では大活躍!因みにポスター画像で右手にきらめいているのがホルスの目だ。
・神の主人公として、宮殿を追われた天空の神ホルスを演じるのは「オブリビオン」や「ダメ男に復讐する方法」などのニコライ・コスター=ワルドー。コスター=ワルドーがジェラルド・バトラー演じる暴君セトと闘うが果たして勝てるのか!?要注目!
・ベックの彼女ザヤを「マッドマックス 怒りのデス・ロード」で劇場用長編映画にデビューしたコートニー・イートン。これから彼女がスクリーンで活躍する場も増えてくるだろう。ザヤはあの世に連れて行かれるがその後どうなるのか!?
・知恵の神トトとしてシーンによっては画面に“非常に多く”登場するのは「42 ~世界を変えた男~」で主人公を演じて翌年のNFLを扱ったスポーツドラマ「ドラフト・デイ」では最後に笑ったドラフト候補生を演じたチャドウィック・ボーズマン。因みに同作はケビン・コスナーが主演だからと言って野球映画だと思うとハズれるので…。本作のボーズマンは知恵の神としてスフィンクスと…?
・最初はホルスの彼女だったがホルスが追放されて以降はセトに従うことになる…と言うと語弊があるが女神ハトホルを演じるのは「ドラゴン・タトゥーの女」や「G.I.ジョー バック2リベンジ」のエロディ・ユン。彼女の絡みは…☆
・本作の悪役、砂漠の神から暴君になったセトに扮するはジェラルド・バトラー。ジェームズ・ボンド映画の第18作目「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」にも初期には出演していたジェラルド・バトラー。本年は「エンド・オブ・ホワイトハウス」の続編「エンド・オブ・キングダム」のシークレット・サービスとして魅せてくれた。他にシェイクスピア悲劇「英雄の証明」、toikunは嫌だったが大規模復讐劇「完全なる報復」、2役を演じた「幸せの1ページ」など。イメージ通り、強いぞ!
・そして太陽と宇宙の神ラーを演じるのは「シャイン」のアカデミー賞俳優でジョニー・デップ主演の「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズでも有名なジェフリー・ラッシュ。本作の他に第5代目ジェームズ・ボンド=ピアース・ブロスナン共演の「テイラー・オブ・パナマ」やコリン・ファースがアカデミー主演男優賞に輝いた「英国王のスピーチ」など。宇宙にいて毎日地球を守るラーは孫であるセトと闘うことになる?
・なお、主要登場人物の欄には入れなかったが個性派俳優のルーファス・シーウェルがセトに仕える設計士ウルシュを演じている。ケネス・ブラナー監督版「ハムレット」、「ホリデイ」、「ツーリスト」など。本作では何か嫌らしい人物だ!
さて。
本作に関して期待しているファンはとても多いと感じる。そしてその期待に十分に応えてくれている作品と言える。スクリーンにとても集中でき、細かなことには全く気付かなかった程。
良かった点、悪かった点など、感じたらT's Theaterの下のアンケート欄からドウゾ!載せますので☆
もう後1週間、9月9日(金)より全国公開!2週間後の22日は「ある天文学者の恋文」が公開されるし、更にその1週間後30日は「高慢と偏見とゾンビ」と、GAGA配給作品はとても恵まれた秋となった☆
2016/09/01
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
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