映画「幸せの1ページ」あらすじ,ネタバレ,レビュー
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あらすじ
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南海の孤島に父親と住む少女は大ヒット冒険小説の主人公に憧れていた。父が難破で行方不明になり島に部外者が立ち入ろうとした事から少女は連絡をくれた小説作者にSOSを送る。潔癖症と外出恐怖症の女性作家は少女を助ける為に勇気を振り絞り…。
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ストーリー・ネタバレ
太平洋の秘密の島“ニムの島”に住む少女ニム。彼女は学者の父ジャックと沢山の島の動物たちと仲良く住んでいた。島にいる人間はニムとジャックだけ。もちろん学校もない。だがニムはジャックによって良く育てられた。彼女の母親は昔々に海に沈んだと言う…。
ある日、有能な学者であるジャックが新種のプランクトンを探そうと1人ボートで海に出なくてはならなくなった。ニムは島の動物たちが心配だと一緒には行かなかった。ジャックは数日で戻ると言って出かけた。
だがジャックが出発してから間もなくしてモンスーンがやってきた。島のニムが住む家も風や雨で大変だった。ジャックはと言うと、やはり…。
ジャックが帰ってこないまま数日が経つと、海賊の姿をした数人の男たちがニムの島にやってきた。彼らは島をちょっとだけウロチョロして、良い無人島だと言い、数日後に拠点を作ろうと言って島を去った。その一部始終を気付かれずに見聞きしていたニム。海賊が島を拠点にするのだからさぁ大変。彼女は、父ジャックにメールをくれた『アレックス・ローバー』シリーズの小説家アレクサンドラ・ローバーにメールで相談するのであった。ニムは彼女の冒険小説シリーズ『アレックス・ローバー』シリーズが大好き。ただ作者は男と思っているが。
アレクサンドラ・ローバーはサンフランシスコに住む、有名冒険小説アレックス・ローバーシリーズの作者。自ら名前をアレックス・ローバーとして出版していた。そんな彼女の弱点は潔癖症、そして外出恐怖症だった。手に付ける消毒剤は家には沢山あり、また郵便をとりに外に出るのもはばかられた。彼女は『アレックス・ローバー』シリーズの新作のヒントになればと、学者で有名なジャックにメールを送って、ジャックの留守を任されていたニムとちょっとメールやりとりをしていたのだった。
そんなアレクサンドラにヘルプメールが来たのだからさあ大変。ニムは彼女のペンネームのアレックスから男性と勘違いして、“助けに来てくれ”と言ったのだ。アレクサンドラは心の中の小説ヒーロー、アレックスと“やりとり”をしながら何とか島に行く決意を固めた。
一方ニムの島。ヒーロー、“アレックス”が来ない間に海賊たちが沢山の人々を連れてやってきた。彼らは実は海賊ではなく、観光ツアーを主催する男たちであった。そして沢山の人々はツアーのお客様。だがそれを知らない、分からないニムは秘密の島を守るために、一人、いや一人と沢山の動物の仲間たちとで彼らを追い出そうと画策する。
無人の島だと思っている人々。ニムは様々な謀をする。友達のトカゲを“飛ばしたり”、火山が噴火寸前だと思わせたり…。本当に火山が噴火しそうになるも、見事、自分の事はバレずに島から追い出した。一人の少年エドモンドにはバレてしまうのだが…。太っちょのエドモンドと少し良い雰囲気に…なった気がしたのはエドモンドだけだったのかも知れない…。
さて、潔癖症のアレクサンドラはと言うと、タクシーで空港へ、そして空港からは飛行機でボルネオ島へ。それでまた現地のタクシーに乗って…。んでヘリコプターはモンスーンに突っ込んじゃうしで…。激しい乗り物酔いに悩まされる!“乗り継ぎ”を繰り返して、何と島から引き返した“海賊たち”の観光船にやってきていた。彼女はエドモンドの話から、本当にニムを助けなければと思い、嵐の夜に一人、“海賊たち”のボートを奪って、島へと帆を向けた。
いくらヒーロー小説を描くからと言っても、アレクサンドラ自身は生身の人間。仮想のアレックスと話す事は普通ではないが…。彼女は海の中へと放り出された。それをジャックの帰りだと思っていた幼いニムは、海の中に潜る!そしてアレクサンドラを助けた。
結末・ラスト
ニムの島へと打ち上げられたニムとアレクサンドラ。アレクサンドラは自分がアレックスだと打ち明けるが、“男で本物のヒーロー”がアレックスだと信じていたニムは受け入れられずに、ニムは島から出ていけと言ってしまう。だがアレクサンドラは、ヒーロー、“アレックス”に励まされて、ニムの助けに島に居ようとするようになる。そして彼女を受け入れるニムが居た。
その時がやってきた。壊れかけのボートでジャックが帰ってきたのだ!喜び抱き合うジャックとニムが居た。さて、ジャックとアレクサンドラは初対面、これからどんなことがニムの島で起こるのか!?それは想像力のたくましいあなたの“想像次第”…。
レビュー・感想・解説・評価
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約8年ぶりに追記です。
Wendy Orr(ウェンディー・オルー)の小説『Nim's Island(秘密の島のニム)』を元にしたファンタジックなアドベンチャームービーwithコメディ。
「小さな恋のメロディ」等を監督し主に製作・脚本として映画に携わってきたマーク・レヴィンと、「ウィンブルドン」でレヴィンと共同脚本を勤めるなど“共演”が多いジェニファー・フラケットが共同監督した今作。
以下、挙げるべきキャストです。
・小学校中学年ぐらいと言ったところの少女ニムを演じるのは「リトル・ミス・サンシャイン」、「サイン」などのアビゲイル・ブレスリン。
・“潔癖症”と“外出恐怖症”という大変面白い役柄=小説家を演じるのは「告発の行方」、「羊たちの沈黙」の2つのオスカーを持つ女優ジョディ・フォスター。ジョディは「タクシードライバー」、「ネル」でもオスカーにノミネート。ジョディを見たらカフェラッテ…。最近は「ブレイブ ワン」というチョット納得のいかない復讐ものをレビューしたが…。あぁ女性オンリー映画「明日の私に着がえたら」に彼女が出演していたら面白かったと思う!…「キッズ・オールライト」に出演したとしたら…(苦笑)「フライトプラン」、「インサイド・マン」は作品としてとても面白かった。
・主人公ニムのお父さん、そして小説家の妄想の産物という2役を演じるのはジェラルド・バトラー。最近のレビュー作品では「完全なる報復」は前述のジョディの「ブレイブ ワン」と共に黒歴史的な復讐劇。またレイフ・ファインズ初監督作品「英雄の証明」は多分に“舞台的”、格好良い宿敵を演じていた。他に「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」なんかも。そして極太シークレットサービスを演じた「エンド・オブ・ホワイトハウス」を鑑賞して魅了されたtoikunは5月28日に公開される続編「エンド・オブ・キングダム」今夏イチオシアクション映画として紹介した。そして2016年秋のジェラルド・バトラーは敵役、それも神さま!「キング・オブ・エジプト」が公開!
とてもドキドキワクワクする映画だったと思う。バトラーが現実と仮想のそれぞれ1人を演じていて演出が面白かった。これはまぁ小説がそうなのだろうな。大人のtoikunでもこうなのだから、“ある程度の年齢”の子供ならかなり面白く見られるだろう。子供ながらの無邪気さなどで。特に火山が実際に噴火しそうになる事、ニムが火山をよじ登る事、友達であるトカゲたちを飛ばす事!、モンスーン等枚挙に暇がない程の“要素”が詰まっている。
そう、仮想の人物と話しをしているという点でファンタジー要素があるのでジャンルにファンタジーを入れた。近年のファンタジースペクタクルシリーズとは全然違うが。
ちょっと太っちょの少年エドモンド(マディソン・ジョイス)が何かフィーチャーされて“ニムと恋に落ちる!?”って演出もそれはそれは良かった。な~んでこのエドモンドとの恋は無くなっちゃったんだろうね。最後1人でやって来れば良かったのに!
ダコタ・ファニング、フレディー・ハイモア、そしてアビゲイル・ブレスリン。何か90年代とは風向きが違うように思うが、良い。(←2008年の記述っす。)
2008年9月6日公開から1ヶ月。もう終わりと言うときに見る事が出来てよかった作品である。(←2008年の記述っす。)
さてさて。ジョークみたいだけど。前述「フライトプラン」では“オカシイ人”って飛行機の乗客に思われてしまったけど今作では本当に“オカシイ人”。飛行機の上のシーンがあって思い出された(大笑)
くどい様だけどカフェラッテ飲もー!
最後にアビゲイル・ブレスリンという素晴らしい子役が出ましたが、子役繋がりのファミリームービーをご紹介☆「グース」と「きいてほしいの、あたしのこと ウィン・ディキシーのいた夏」という作品がある。どちらも「スピード」でキアヌ・リーブスの相棒をやったジェフ・ダニエルズ(他に名作「愛と追憶の日々」なども)が父親役のアニマルハートウォーミング作品。「グース」に登場する動物は“グース”、娘役は「ピアノ・レッスン」のオスカーウィナーアンナ・パキン。「きいてほしいの、あたしのこと ウィン・ディキシーのいた夏」の動物は“犬(それ以外も出るが…)”であり娘役はアナソフィア・ロブ。どちらも家族で楽しめる作品、特に子供さんが喜ぶ映画作品となっている。未見の方は是非レンタル店で手に取ってみて下さい。
2008/10/05
2016/01/26
2016/09/01
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
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