映画「アイズ・ワイド・シャット」あらすじ,ネタバレ,レビュー
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あらすじ
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マリファナをやる内科医夫妻。夫が些細なことからセックスパーティーに行ってしまい次第に奇妙な事が起きていき…。
名匠スタンリー・キューブリック監督の遺作。主演のトム・クルーズとの間に何かあった様だが無事完成したエロティック作品。
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説明:
ストーリー・ネタバレ
内科医のビルと妻のアリスは毎年招待されるダンスパーティーに、ベビーシッターに娘ヘレナを預けて出かけた。そのパーティーの主催者でビルの患者であるビクターに挨拶を受けダンスを踊るビルとアリス。演奏の休憩時間。ピアノを弾いていたのがビルの同級生で医学部を中退したニック・ナイティンゲールであった。ビルはアリウスと共に2人で挨拶に行こうとしたがアリスは別行動をとった。ビルとニックは昔話をする。
時間は経ちアリスはハンガリー人のサヴォストとダンスを踊りながら身体の関係を迫られる。ビルという夫がいるアリスは断るのだがサヴォストはしつこかった。またビルは2人の若い女性を両手に抱きながらも、彼女等からの誘いを断った。その時にいきなりビルはビクターに呼ばれた。ビルが部屋に行くとそこにはマンディーという女性が裸で倒れていた。ビクターと関係を持った後のマンディーはヤク中であり自分にクスリを打ってラリって倒れたのだ。ビルは医師としてマンディーを救った。
その夜、ビルとアリスは激しいセックスをするのであった。
翌日の夜、裸でマリファナをやるアリスとビル。アリスは少々ラリっている。お互いに見たパーティーでの他人とのやりとりを話すビルとアリス。そしてお互いの“性に関しての認識”で言い合いをしてしまう。ビルは絶対に浮気はしないと言ったがアリスは昨年浮気しかけたと言った。そこに突然電話がかかってきた。その電話はビルの患者の娘マリオンからであり父が死んだと告げられるビル。ビルはタクシーで出かけた。マリオンはアプセットしており慰めるビルだが、唐突にマリオンはビルに“愛している”と言ったりまるで恋人のようなキスをする、彼女にはカールという恋人がいるのに…。ビルも動転したがマリオンの彼氏カールも来たりして帰途につくビルであった。
真夜中に家への道を歩いているビルは街角で娼婦ドミノに誘われた。“アリスの言った事(=浮気しかけた)”という言葉で彼女が他人と身体の関係を持つシーンが度々脳裏を横切っていることもあってドミノに付いていったビル。彼女の家へ入り“事”になりそうなときにアリスから携帯に電話があり、気を取り直すビルは“事”をしないでただお金を払うだけでドミノの家を出た。だがビルの頭の中にはその“アリスが他人と事をしている”というのシーンが以降も幾度となく…。
再び道を歩いているとパーティーでピアノを弾いていたニックが教えてくれた彼がピアノを弾くレストランへたどり着いた。店へ入るビルは演奏が終わったニックを見つけ話すことになる2人。だがニックはその時“変な事”を言った。その“変な事”とは、どこで演奏しているか毎回代わり1時間前にならないと連絡が来ない。そして入るのはパスワードが必要。何時も目隠しをされて演奏させられるが偶々目隠しが緩んだ瞬間見えたのは多くの男女が裸で“事”をしていたという“事”…。興味を持ったビルはニックに詳しく聞くがニックは渋った。しかし丁度この時にニックの携帯電話がなり彼がそれに出るとメモ代わりに紙ナプキンにパスワード“FIDELIO”と書いた。ますます好奇心の湧いたビルに押し切られるようにニックは住所や時間そして仮面付きの貸衣装が必要であると教えるのであった。
真夜中だが貸衣装店に行ったビル。店主のミリチの許しが出て運良く入る事が出来たビル。店舗の奥でミリチの娘が若い男2人と変態行為を行っているのをミリチが見て動転するが、エキストラ料金の200ドルをプラスして衣装を借りることができたビル。タクシーで急いで教えられた住所へ向かうビルであった。
タクシー運転手に待っていて欲しいと100ドル札を半分に破って渡したビル。門の前で出迎える男2人に
“FIDELIO(フィデリオ)”とパスワードを言って屋敷へ入ると仮面をつけてマントで仮装した多くの男女がいた。ピアノを弾く目隠しされたニックが確認出来たビルだが他の男女はマスクを着けているために誰だか分からなかった。だが次第に男女はそれぞれ“事”をするために部屋へ行くのを見たビル。状況が理解できていないビルに話しかけた女がいた。女に“ここにいては危ない”と言われるビル。もちろんビルも仮面をしているのだがこの女には正体が分かったのだろう。彼女の忠告でも帰ろうとはしないビルだったが男に“タクシーの件で…”と呼ばれたビルは付いていくといきなり仮面の人々=参加者に取り囲まれてしまう…。
真ん中のまるで玉座のような椅子に鎮座する男から“第2のパスワード”を聞かれるビル。もちろんそんなものは知らない。答えられないビルに対して男は仮面を取れと命令しビルは仮面を取った。そして今度は男から裸になれと命令されるが“こんな状況下ではあるが公衆の面前”でもあり渋るビル。その時に先ほどビルに忠告をした女が“身代わりになる”と言った。鎮座する男はそれを受け入れて女は男に促されて連れて行かれた。そして鎮座する男に“この事の詮索はするな”と警告されてビルは帰されるのであった。
家へと帰ったビルは娘のヘレナの寝顔を見て安心し、貸衣装を戸棚に隠してアリスの眠る寝室へと向かった。目を覚ますアリスは“気持ち悪い夢を見た”と言うのであった。
翌日の朝。ビルは“事の正体”を確かめたくて貸衣装を持ってピアノを弾いていたニックが働く店“Sonata Cafe(ソナタ・カフェ)”へ行くがまだ開店していなかった。その為に隣のカフェレストランに行ったニックは店員の女性からニックが今滞在しているホテルの住所を聞きだそうとした。渋る女性だったが“ニックの身体は問題がある”という医師ならではの言葉で聞き出したビル。
ニックの滞在するホテルにやって来たビルはホテルマンにニックの事を尋ねると、ニックはチェックアウトしたと言われる。状況を詳しく聞くビル。“ニックは頬に青アザが出来ていて、2人の大柄の男にまるで連れて行かれたようにチェックアウトした”と言うホテルマンであった。
ビルはミリチの貸衣装店に向かった。貸衣装を返そうとすると袋に入れておいたはずの仮面がなくなっていた。不思議がるビルだが無くした仮面の代金も含めて料金を払うのであった。
自分の経営する病院へやって来たビル。昨夜の夜のことが忘れられずに仕事が手に付かない様子のビル。彼は事務員に“用事があるので診療はキャンセルだ”と言って自分の車で昨日の“事が行われていた屋敷”へと向かった。
閉ざされている屋敷への門扉に立つビルを監視カメラが捉えていた。しばらくすると奥から車がやって来て車から降りた男がビルへ手紙を差し出して戻っていった。手紙には屋敷で名乗ってないのに“ビル・ハーフォードへ”と書かれていて、また“これ以上詮索するな”と書いてあった。
家へと帰ったビル。妻アリスが娘ヘレナの宿題を見ていた。詮索を止める気が起きなかったビルは病院のオフィスに戻った。
“警告してくれた女は一体誰なのか…?”その女性の正体を突き止めるべくあの夜に死んだ患者の娘マリオンに電話をしてみたり、街角で出会った娼婦ドミノの家へ行ったりしたビル。ドミノは居なくてルームシェアしているサリーが出迎えた。サリーは“ドミノがエイズ検査で陽性だったので戻ってこないかも”とビルに言った。家を出て街を歩くビルは彼の後をつける男に気付いた。怖くなったビルは男を巻こうとしてタクシーを拾おうとするがタイミングが合わずに売店で新聞を購入してカフェに逃げ込むようにして入った。買った新聞を読むと“元美人コンテスト優勝者が死んだ”という記事に目が留まったビル。ビルはその女性の遺体が安置されている病院へと向かった。何とその女性は、ダンスパーティーの時にビクターと“事”をしてヤクでラリっていた女性マンディーだったのだ。とその時ビルの携帯に着信がありそれはビクターからであった。ビクターの家へと向かうビル。
結末・ラスト
ビルを出迎えたビクターは言い辛そうにビルに“私もあの屋敷に居た”と言いだした。また屋敷でビルに“ここに居るな”と伝えた女性は先ほど病院で見たマンディーだと確信を持って理解したビル。“一種の狂言”とビクターは言ってマンディーを殺したのかヤクで死んだのかはハッキリ明かさなかった。いや、ビクターは“薬でラリって女は死んだ”と言ったがソウは受け取れる事の出来ないビルであった。
帰宅したビルが寝室へ向かうとアリスの寝ているベッドを見ると彼女の横のビルの枕の上に無くしたはずの仮面が置いてあったのに気付いた。“誰かが置いたのであろう、では一体ソレは誰が…!?”怖くなったビルはアリスを起こして“昨晩の事の全て”を話した。深かった夜の闇が白んできた頃にはアリスの目は泣き腫らした後の目であった。何かを悟ったアリスが居た。
そしてクリスマス。ビルとアリスは娘ヘレナを連れてクリスマスの買い物に出かけた。そこでアリスは“乗り越えられて感謝すべき”と言いそれを受けとめるビル。そしてアリスはビルに“愛してる。大事なことをしましょう”と言った。ビルがそれが何かを訪ねるとアリスは“ファック”と言った。この言葉を言ったアリスの思いとは…。そしてそれを聞かされたビルの思いとは…。
レビュー・感想・解説・評価
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「2001年宇宙の旅」や「シャイニング」などの名匠スタンリー・キューブリック(『スクリーン』誌ではスタンリー・クーブリックという表記)の最後の監督作品。Arthur Schnitzler(アーサー・シュニッツラー)の“Traumnovelle”にインスパイアされた…原作と言うべき?…な今作。“Traumnovelle=夢小説”は日本では岩波書店より“夢小説・闇への逃走 他一篇”と纏められて出版されている。淀川長治先生に言わせれば“とても、怖い、怖い”と言うであろうミステリー・スリラーである。キューブリックの米国アカデミー賞歴としてはノミネートは作品賞・監督賞・脚本賞など多々あるが受賞は「2001年宇宙の旅」での特殊視覚効果賞のみである。
ビルとアリスという夫婦を演じるのは当時の“スーパースター夫婦”のトム・クルーズとニコール・キッドマン。彼らの主な出演作も含めて挙げるべきキャストを紹介する。
・興味本位から不思議な体験をしてしまう内科医を演じたのはトム・クルーズ。「7月4日に生まれて」と「ザ・エージェント」、「マグノリア」のオスカーノミニー。レビュー作品は多々あるので彼のページからドウゾ。2015年に見ることが出来た「ミッション:インポッシブル」シリーズの最新作「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」では素晴らしいアクションを魅せてくれた。
・内科医の妻を演じたのは「めぐりあう時間たち」のオスカーウィナー、ニコール・キッドマン。彼女は「ムーラン・ルージュ」と「ラビット・ホール」でもオスカーにノミネートしている。toikunの中のニコールのポジションというのは悪女。「冷たい月を抱く女」だったり「誘う女」だったり…。なおフランス映画のリメークである「悪魔のような女」の主演はシャロン・ストーンでありニコールでは無いですが、この「~女」の3作品はtoikunの中の伝説…。
(デモね、本当の悪女作品で心に残っているのは淀川長治先生がまだ元気に解説をされていた時に確か“悪女特集”ってやったんだけど、その時のレナ・オリンの「蜘蛛女」、ジェニファー・ジェイソン・リーの「ルームメイト」、そしてレベッカ・デモーネイの「ゆりかごを揺らす手」なんだな。どれもまだレビューしていないけど、彼女たちの“悪女ぶり”は必見デスよ!)
(「蜘蛛女」で思い出したけど、フジか日テレの21時からのゴールデンで「アラクノフォビア」って蜘蛛な映画やったなぁ…。)
蛇足すぎ…ですがクルーズとニコールの共演作としては「デイズ・オブ・サンダー」や「遙かなる大地へ」などがある。今作が3作品目の夫婦共演作。
・夫婦二人の他に重要な役柄としてのビクターを演じた故シドニー・ポラックは監督でその手腕を発揮していて「愛と哀しみの果て」でアカデミー作品賞・監督賞を受賞してる。ポラック関係のレビュー作品は「ザ・ファーム 法律事務所」(監督)、「コールドマウンテン」(製作)など。
・貸衣装店店主ミリチを演じたラデ・シェルベッジアは後の「M:I-2」でクルーズと共演。でも実際の共演シーンを説明するとクルーズはイーサン・ハントを演じるのだが、そのイーサンに化けたショーンを演じるダグレイ・スコットに騙される…まぁクルーズなんだけど…。「自由な女神たち」では前述“悪女”のレナ・オリンと不倫をしてなシェルベッジアは他に「スペース カウボーイ」、「ザ・シューター/極大射程」など。
・役名は無いがこのミリチの娘を演じているのはリーリー・ソビエスキー。「ディープ・インパクト」や「25年目のキス」など。
・死んじゃったのかな、ピアニストは?…を演じたのは監督作品「イン・ザ・ベッドルーム」でアカデミー作品賞・脚色賞にノミネートし「リトル・チルドレン」でも脚色賞にノミネートしている。
・父が死んで動揺する女性の彼氏を演じたトーマス・ギブソンは「遙かなる大地」でクルーズとニコールと共演している。
・なおキューブリック監督自身がカメオ出演しているそうだ。1時間39分23秒あたりの髭をたくわえたカフェの客だろうか、後ろ向きだが…。
18歳未満上映禁止である今作。“屋敷での出来事”がtoikunにとっては、怖いというか正直気持ち悪かった。“AV女優は日本人じゃないと…”などと変な事が浮かんできたが、2鎮座する男”にビルが脅された時から怖くなったし引き込まれた。すっげー怖かった。だから“集団のセックス”など、観客を引き込む道具でしかなかったんだろうな。キューブリックがどういう意味で遺したのか分からなかった作品だったけど。ラストも“?”だったけど。
音楽もすごく気味悪い~怖いという流れになった。よかった。でもね、2016年にもう一度見たらオープニングでの怖い音楽がかかっていたコンポーネットの電源を消したクルーズに笑ってしまったtoikun。“流れている音楽が実際にかかっている音楽だった”なんて良くあるが何故にツボったのだろう?
クルーズの紹介ページにも書いたが、1999年くらいの時に購読している『スクリーン』誌に以下の様にあった。
撮影中、あまりに完璧主義者の監督とクルーズとの不仲が伝えられたが、映画が完成後、“キューブリック監督の映画に出られて光栄である”と語っている。
“Eyes wide open(大きく開いた目)”ではなく“大きく閉じた目”とはどういう意味なのだろうか…。って書いたけど“Eyes wide open”を文字った意味の無いもの…かぁ。でも意味は分からないけれどもキューブリックの思いは絶対あるよね?
蛇足。大女優…なニコール・キッドマンの際どい姿が見られる今作であるが、もしソレをもっと望むのであれば「ビリー・バスゲイト」というダスティン・ホフマンが実在のマフィア、ダッチ・シュルツを演じた作品がある。1991年製作の映画であり裸体を見せるニコールもまだ若くそれを見たローレン・ディーン演じる青年ビリーの思いを想像すると思春期の高校生みたいだった。
以下、DVDに収録されていた各インタビューより…。
トム・クルーズへのインタビュー。
・脚本を読んだ後に出演したくてヘリでキューブリックの屋敷に行った!
・ニコールとは離婚してしまう程辛い状況下にあった
・キューブリックと抱き合って“愛している分かっているだろ?(クルーズ)”、“分かっている(キューブリック)”という会話をしたのがクルーズとキューブリックの最後の会話となった
・“キャリアで3年間キューブリックと過ごし…”(構想からその実現まで3年かかったという事だろう…)
ニコール・キッドマンへのインタビュー。
・ニコールには「ある貴婦人の肖像」のシューティングでロンドンにいる時に監督のアシスタントから電話があって手紙と脚本が送られてきた
・手紙には“アリス役は君にピッタリだ。是非君にやって欲しい”とあった
・キューブリックに対して畏敬の念があった
・アリスという役柄のリアルさを追い求めたニコールに対して“弁護士みたい”とキューブリックは言った
スティーヴン・スピルバーグへのインタビュー。
・「シャイニング」が完成したときにキューブリックと話した。最初は「シャイニング」は好きではなかった。良い点を羅列したがキューブリックにバレてしまった…
・何度も見ているのに驚かせるのは真似できない演出
…。
成人をターゲットとする映画ってのは余り見ないtoikun。ソ・レ・に、女性の好みは日本人であるし映画で裸が出てきても面白くもなんともなく、逆に嫌悪感を覚えるほど。「キッズ・オールライト」の様なコメディでもそうだし、真面目なスリラー「白い肌の異常な夜」でもそうだった。
今作より裸が映された映画ってのは「ショーガール」を見たことがあるが、アレは間違いなく点数をつけたら1点になる。もう20年程前かな。実家暮らしで親が居るのによく見たもんだ。(あぁ親って言っても母親、片親です。「母の贈りもの」と同じ感じ。)今「ショーガール」を見たらどう感じるか…!?
さて、手元に“夢小説”があるので暇を見つけて読んでみて追記する。
2013/01/28
2016/02/27
by toikun.
映画ファンの口コミ・レビュー
No.1 S.A. さん
レビュー日時:2017/10/13 19:52:14
評価:8点/10点満点中(最低点1点)
★★★★★★★★☆☆
アイズ・ワイド・シャット 題の意味が分からいそうですが、目を大きく(開いて。よーく見てください。イヤイヤやっぱりこれは見せられない。目は)閉じて(見ないで。ハードな内容だから。) という意味だと思っています。私は。たまたま見かけたのでメールしました。
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『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
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