映画「RONIN」あらすじ,ネタバレ,レビュー
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あらすじ
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どの組織も手に入れようとするケースを狙うために集められた5人の一流の戦士たち。1人は戦力外になり謎の女性ディアドラの元で4人の男がケースを追う!しかしその中の一人が裏切ってケースを奪い、ロシアの組織に売ろうとするが…。
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説明:
ストーリー・ネタバレ
フランス・パリ。金を求めて何でも仕事をする男達。サム、ヴァンサン、グレゴール、スペンス、そしてラリー。互いに顔も分からない、モチロン素性すら知らない5人の男が表向きはバーを営む女性ディアドラの元に集まった。ディアドラはアイルランド訛りの英語を操る女性である。
ディアドラは5人に銀色のケースを手に入れることを手伝って欲しいと頼む。中に何が入っているのか決して明かさない。5人はまず武器を手に入れるために闇の武器商人と接触する。払う金はモチロン持ってきたのだが、どうやら武器商人は武器を渡さずに金だけをかすめ取ろうとしていたらしい。サムが自分達を狙っている狙撃手に発砲すると、それを合図に戦闘になると男たちはアッサリと武器商人を倒して武器を手に入れた。この時にスペンスの能力不足が露呈されるとサムが彼をチームから追い出した。自分や仲間の安全が脅かされるからだ。また、サムに命を助けられたヴァンサンは彼に感謝をするのだった。
ケースを持っている奴らからケースを強奪する為に、サムは綿密に計画を立てる。彼の計画の元で動くディアドラと他の3人の男たち。凄まじいカーチェイスの末にケースをもっている組織からケースを奪うことに成功する。
だが逃げる途中、サムが銃弾の雨の中でケースを手に持つと、手に銀の塗料が!なんとグレゴールが偽のケースまで用意して本物を奪って消えてしまったのだ。
ディアドラ達、残されたチームはグレゴールの行方を必死に追う。その時に一人の男がディアドラに接触した。その男シーマスはディアドラのボスであり、5人のスペシャリスト達を雇った張本人であり、“車椅子の男”とも呼ばれる男。だが彼自身は五体満足だ。シーマスはディアドラ早急にケースを手に入れるようにめいじるのであった。
サムはかつてCIAの一員であり、そのコネクションを使ってグレゴールを追いつめる。一方でグレゴールはそのケースをロシアの組織に売ろうとしていた。だが彼と組織は犬猿の仲でありロシア組織のボスであるミッキーの部下と接触するグレゴールだったが取引も巧くいかない。グレゴールは自分の命を狙ったミッキーに3倍の値段で買い取るように脅しをかけた…。
このケースを欲しがるロシア人の男ミッキーは、表向きはスケートの興業主として女子スケートのナターシャ・キリロワと共に世界を回っており、現在はパリに滞在をしていた。
ラリーは被弾をして余り動けないために、グレゴール捜しは主にサムとヴァンサンが担当している。サムは昔の仲間に連絡を取るとグレゴールの携帯電話の位置を割り出すことを頼んだ。そしてこの男性によってグレゴールの居場所が分かったチームは追う!グレゴールはミッキーの部下と遺跡となっているローマ風呂で取り引きを行おうとしている!
取引現場を突き止めたサム達はグレゴールを追いつめるがすんでの所で逃げられ、現れたシーマスは車で待機をしていたラリーを殺し、部下のディアドラと共にグレゴールを捕まえると、サムとヴァンサンの前から消えてしまう。チームの不甲斐なさにシーマスは怒って普段は現場に顔を出すことのない彼が自分で動き出したのだ。
また、この作戦でサムは腹部に銃弾を受けてしまう。銃による傷は警察に通報されてしまうために医者にはいけない。そんな中、ヴァンサンは友人ジャン=ピエールの所へサムを連れていく。サムに先の武器商人との取り引きの時に命を助けられて友情を感じていたからだ。サムは麻酔なしでヴァンサンに銃弾の取り方を指示する。そして巧くいった。回復までジャン=ピエールの所に滞在するサム達。サムはヴァンサンのジャン=ピエールに日本の“浪人”について話を聞かされる。江戸時代、四十七士の話に関して。しかしサムは興味を示さない。果たしてサムは本当に金の為だけに闘っているのか?
グレゴールを捕まえたシーマスとディアドラは、彼が身を守るために身につけてなかったケースを郵送で手に入れた。だがサムとヴァンサンが乗る車がシーマスたちを捉えた。ディアドラの運転の元、グレゴールとシーマスを乗せた車と激しいカーチェイスとなる!そして高速走行後に逆さまになり高所から落下したディアドラたちの常用者。その中は皆瀕死であり、グレゴールはそれでも軽症だったのでケースを持って逃げ出した!サムとヴァンサンはディアドラとシーマスの無事を確かめずにグレゴールを追った。
グレゴールが用意した偽のケースがスケート靴のケースだと突き止めたサムとヴァンサン。街には今ロシア人のフィギアスケートの団体がやってきていた。これはナターシャ・キリロワの興業のことである。
結末・ラスト
スケート場に向かうサムとヴァンサン。その判断は当たっておりグレゴールはこのスケート場に取り引きのために来ており、サムとヴァンサンはグレゴールがケースを売ろうとしているロシア人は団体の長ミッキーの姿を捉える。だがロシア人ミッキーを侮っていたグレゴールは殺されてケースはミッキーが持ち去った。この時、取り引きのためにグレゴールはナターシャ・キリロワの命と自分の安全をミッキーに天秤にかけさせたのだがミッキーはケースを選んで、グレゴールの仲間がナターシャ・キリロワを射殺してスケート場は酷い騒ぎとなった。サム達はと言うとヴァンサンがサムをかばって負傷、サムはヴァンサンの恩に報いるためにもケースを追う!
だが、ケースはシーマスが持っていた。彼は自らロシア人ミッキーを撃ち殺してケースを手に入れたのだ。シーマスを追うサム。途中、シーマスを車で待っていたディアドラを見つけるサム。密かに彼女に好意を寄せていたサムはシーマスから逃げるように言う。そう、サムの目的はシーマスであり、彼はとある組織から送りこまれたのだった。ディアドラが去った今、逃げる手段のないシーマスを追いつめる。シーマスは死亡して逮捕された…。
直後、BBCのニュースでは、北アイルランド紛争でプロテスタント政府と反政府側の和平協定が結ばれたというのが流れた…。
負傷から立ち直ったヴァンサンと会うサム。サムは未だ腕を負傷している。友情の芽生えを感じたサムとヴァンサン。ただ再開を誓い、お互い自分の新たな仕事へと戻っていくのだった。
レビュー・感想・解説・評価
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ジャン・レノ、友達多すぎでしょー!!!と、変なツッコミはなしにして、まずは16年前鑑賞時の感想を☆
年を取っても何のその、ジョン・フランケンハイマー監督が贈るサスペンス・アクション。雇われた男達、サムにロバート・デニーロ、ヴァンサンにジャン・レノ、グレゴールに「グッド・ウィル・ハンティング」のステラン・スカーシュゴード、スペンスにショーン・ビーンなど。ディエドラに「トゥルーマン・ショー」のナターシャ・マケルホーン、そしてシーマスにジョナサン・プライスが扮する。
結構いろいろ組織が入り乱れて話を整理するのに苦労する作品ではある。その点はサスペンス的には巧くなかったといえるだろう。だが、パリでの見事なカー・チェイスを見せてくれるなど魅せてくれる部分もある。今の時代カー・チェイスもスポーツカー、「ブリット」だったか、カーチェイスが一番有名な映画があったが、こっちはスピードがすごかった。
大御所デニーロも普通に演じて、その普通さが大御所の域に達したことを示していると言うことか。それほどおもしろみを感じなかった作品だけど、暇つぶしに見てみるのはいいだろう。
2000/01/13
改めまして、監督紹介などからしていく。
パリだけじゃなくてヴィエナだかも行ったよね、チョットした「ジェイソン・ボーン」シリーズの様な展開となる本作のメガホンをとったのは2002年に死去した2度のゴールデン・グローブ賞ノミニー、ジョン・フランケンハイマー。現状、レビュー作品は「D.N.A./ドクター・モローの島」のみ。あぁ同作ももう一度観たいなぁ…。
本作の撮影監督ロベール・フレースの撮影作品として観て欲しい「ホテル・ルワンダ」というルワンダ大虐殺を描いた作品がある。
キャストを。
・御大ロバート・デ・ニーロがきっと警察組織に近しい組織のサムを演じる。「ゴッドファーザーPART II」と「レイジング・ブル」のオスカーウィナー。他にも「レナードの朝」などノミネート作品も多い。近年は「グリフィン家のウエディングノート」というオスカー俳優が3人共演したお下品コメディ、「タイム・トゥ・ラン」というまぁよく出来た犯罪もの、「リベンジ・マッチ」というシルヴェスター・スタローンとボクシングをした映画などを観ている。
そう2016年はブライアン・クランストンがアカデミー主演男優賞にノミネートした「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」というハリウッドの赤狩りを描いた作品があるが、それに関連する「真実の瞬間(とき)」も同様な映画であり、デ・ニーロがハリウッドを追われる映画人を演じていた。因みに彼がニューヨークでその日暮らしをしていたシーンは、「ゴッドファーザーPART II」でコルレオーネが大人になった後で働いていたお店のシーンと非常に似ている。
・義理堅いヴァンサンに扮するはフランス人俳優のジャン・レノ。「ニキータ」や「レオン」などのリュック・ベッソン作品で非常に有名。ハリウッドに進出した「ミッション:インポッシブル」のネズミ嫌いは何度もT's Theaterで触れている。ノークレジットだった前述「ホテル・ルワンダ」では、“そのホテル”のフランス人オーナーとして現地の人を守るためにフランス政府に働きかけていた。また「バーニング・クロス」では哀れな最期を…。
・アイルランド訛り…なんて出てくるがディアドラという女性を演じるナターシャ・マケルホーンはロンドン子。でもね、にアイルランド問題を扱った映画「デビル」でもブラッド・ピットと共アイリッシュとしてIRAに…。
で、うちのサイトでアイルランドという国名を出すと、必ずこの映画を薦める。「マイケル・コリンズ」。キャストもリーアム・ニーソン、ジュリア・ロバーツと、ライトな映画ファンにも食指が動く作品ですよ!
・裏切り者さんを演じるステラン・スカルスガルドさんのレビュー作は現在「レッド・オクトーバーを追え!」しかないのが悲しい。
・途中で生きているのに居なくなっちゃう=戦力外通告されちゃう男に「007/ゴールデンアイ」の悪役を演じたショーン・ビーン。この“007の悪役”に関しては後述する。本作の他に「フライトプラン」ではジャンボジェット機の機長として登場。
・日本に造形のあるジャン=ピエールという人物を演じるのはフランスの名優マイケル・ロンズデール。「007/ムーンレイカー」の悪役さんだ。
・そしてシーマスという普段は表に出ることのない人物を演じたのはジョナサン・プライス。「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」の悪役さんである。他にオールスターキャストの「摩天楼を夢みて」など。
さて。
“007の悪役”であるショーン・ビーン、マイケル・ロンズデール、ジョナサン・プライス、偶然かどうかは知らないがよく集まったよねぇ。それぞれ違う立場の男たちでさぁ。ショーン・ビーンの途中退場はチョットなかったのかねぇ?揃えたんだし。
序盤、“アウディを揃えてくれ”、“ヴァンサン、頼むわ”なんてセリフが出てきてアウディに反応しちゃったtoikun。12月17日公開の「幸せなひとりぼっち」でアウディが出てきたんだ、それも超バッドタイミングで!同作はスウェーデン映画であり、スウェーデン出身の映画評論家LiLiCoさんも押している!toikunが今年観た作品の中で10点満点を点けたのは「神様メール」と「幸せなひとりぼっち」のみ!是非、劇場へ!
で、で、映画の感想とし、やたら組織が出てくるし、まぁ組織が組織前としているかはアレだけれども、それにプラスしてどんでん返しが多すぎるので引き込まれる前に疲れちゃうよねぇ。すごいカーチェイスが何度もあるのも本作にはツラ過ぎ。って、前の感想でカーチェイスに関して「ブリット」って書いたけど、ロイ・シャイダーの映画だよね?何だっけ?題名。「フレンチ・コネクション」?
5人集まったメンバーのうち、1人が殺されるのはアリとして、戦力外でこの後出てこないのも納得できない。それがショーン・ビーンという役者だから。“きっと反撃しに出てくんじゃない?”なんて期待していても出てきやしない。
結局、スケート靴のケースには何が入っていたのでしょうか?まぁIRAも手を焼く…なんてあったから、すごい武器だよね?と言う事で、アイルランドに関して「マイケル・コリンズ」を観てみましょい!リーアム・ニーソンの息子さんが同じマイケル・コリンズを演じた作品が2017年か18年に公開されるよ☆
変な終わりでごめんなさい。
2016/10/11
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
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