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映画『STRIKING DISTANCE』「スリー・リバーズ」<1993年:アメリカ>

ATTENTION:T's Theaterでは映画作品のあらすじだけでなくストーリーのネタバレを結末まで記載しています。映画レビューはストーリーの下方にあるので映画をご覧になっていない方はお気を付け下さい。

映画「スリー・リバーズ」あらすじ,ネタバレ,レビュー

作品データ

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原題:

STRIKING DISTANCE

邦題:

スリー・リバーズ

原題訳:

手の届くところに(注:邦題のTHREE RIVERSは映画の舞台ピッツバーグのオハイオ川を表す)

製作年:

1993年

製作国:

アメリカ

上映時間:

ジャンル:

アクション ミステリー スリラー

監督:

ローディー・ヘリントン

主演:

ブルース・ウィリス サラ・ジェシカ・パーカー

あらすじ

この映画にはtoikun以外のレビューはまだありません。

連続殺人事件を追う刑事のトムは相棒で従兄弟のジミーの不法行為を証言しジミーは有罪確定、刑務所送りに。だがジミーは川へ飛び込み自殺…。

2年後似たような連続殺人事件が再び起こる…。この事件の裏に隠された真相とは…。

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詳細作品データ[写真画像付き]IMGs' COPYRIGHT notations

主要登場人物

Main Cast:メインキャスト:役名:
Bruce Willisブルース・ウィリスピッツバーグ市警のトム・ハーディ刑事
Sarah Jessica Parkerサラ・ジェシカ・パーカートムの相棒ジョー・クリスマン(偽名)
エミリー・ハーバー(本名)
Dennis Farinaデニス・ファリーナトムの叔父ニック・テディロ
Tom Sizemoreトム・サイズモアニックの息子ダニー・テディロ
Robert Pastorelliロバート・パストレリダニーの兄ジミー・テディロ
John Mahoneyジョン・マホーニートムの父ヴィンス・ハーディ刑事

アカデミー賞

Winner:受賞:
Noneなし
Nominee:ノミネート:
Noneなし

スタッフ(製作・監督・脚本・撮影・音楽)

Producers:製作:
Arnon Milchanアーノン・ミルチャン
Tony Thomopoulosトニー・トモポロス
Hunt Lowryハント・ロウリー
Director:監督:
Rowdy Herringtonローディー・ヘリントン
Writers:脚本:
Rowdy Herringtonローディー・ヘリントン
Martin Kaplanマーティン・カプラン
Cinematographer:撮影:
Mac Ahlbergマック・アールバーグ
Original Music:音楽:
Brad Fiedelブラッド・フィーデル

キャスト・出演者

Cast:キャスト:役名:
Bruce Willisブルース・ウィリスピッツバーグ市警のトム・ハーディ刑事
Sarah Jessica Parkerサラ・ジェシカ・パーカートムの相棒ジョー・クリスマン(偽名)
エミリー・ハーバー(本名)
Dennis Farinaデニス・ファリーナトムの叔父ニック・テディロ
Tom Sizemoreトム・サイズモアニックの息子ダニー・テディロ
Brion Jamesブライオン・ジェームズトムを嫌う刑事エディ・アイラー
Robert Pastorelliロバート・パストレリダニーの兄ジミー・テディロ
Timothy Busfieldティモシー・バスフィールドトニー・サッコ
John Mahoneyジョン・マホーニートムの父ヴィンス・ハーディ刑事
Andre Braugherアンドレ・ブラウアージョーを派遣した州検察官フランク・モリス
Tom Atkinsトム・アトキンス水上任務でのトムの上司フレッド・ハーディ
「スリー・リバーズ」トレーラー

ストーリー・ネタバレ

この映画を未見の方へ:[ストーリーは最期まで表示されています]
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アメリカ、ペンシルベニア州ピッツバーグ。

このピッツバーグの治安を守るピッツバーグ市警に5代続く警察一族の刑事トム・ハーディがいた。殺人課のトムは従兄弟であり相棒のジミー・テディロとともに連続女性絞殺事件を追っていた。

犯人の目星がつかない中でトムはジミーを容疑者に不当な暴力を振るったと証言をしてジミーは裁判で有罪になり刑務所に収監される事になった、しかしジミーは出廷しなかった為にまだ収監されていない。パーティ参加の為にトムは父であるヴィンス・ハーディ刑事と車に乗ると追っていた連続殺人犯らしき男を見つけ追跡をするが父ヴィンスは殺されてしまった…。足に怪我を負ったトムが聞いたのはジミーがオハイオ川に身を投げようとしているという事。駆けつけるがジミーは川へと飛び込み川が急な流れの為に死体は上がらなかった。ジミーの事でトムは警官仲間に“相棒を売った”と冷たい目で見られるようになった。父殺しの犯人が見つかり連続殺人もこの男の仕業となったがトムは犯人は警官だと考えていた。名乗り出た目撃者が嘘をついて真犯人を庇ったのでは?警官の銃が使われた事などを伏せる警察に対して公の場でその発言をしたトムは殺人課を外され水上パトロールの任務をすることになった。

あれから2年後。

トムはリバー・パトロール警官として新しい相棒のジョー・クリスマンと川の安全を守っている。ジョーは名前は男性的であるが女性刑事だ。今までの相棒の刑事とは違いジョーはキビキビと動くし何か気に入るトム。

そんな中、再び女性が絞殺され…いや死因は拳銃による射殺…川に投げ込まれると言う事件が起きた。その女性はトムの元恋人であった。そして、2人、3人と次々とトムに関係した女性が殺されていって不審に思うトム。

警察は犯人は彼ではないかと査問会を開く。そこで証言したのは実は内務捜査官だったジョーだった。ジョー・クリスマンという名前は偽名であり本名をエミリー・ハーバーと言う。彼女はトムのことを監視していたのだった。身体の関係を持つまでに発展していたトムとジミーであったのだが…。だが、ジョーは“トムは誠実な警官”だと証言をしたのだ。彼が容疑者と思しき人物に拳銃を突きつけていたところを止めに入ったジミーだったのに。彼女はトムが一人で事件捜査をしていることを知って今回の一連の女性殺害事件にはトムは関係ないと思ったのだ。トムは最初は腹立たしく感じたものの救ってくれたことについて感謝をする。

連続殺人事件は終わらない。今度はトムの同僚の女性が殺されトムの住むハウスボートの真横に彼女が捨てられていた。そして犯人の魔の手はジョーにも迫っており…。トムは犯人がジョーの弟のダニーだと思い子供の時一緒に遊んだダニーの父ニック・テディロの別荘に行く。

結末・ラスト

そこでトムはある男に気絶させられ目を覚ますと目の前にはなんとジミーがいた。トムはダニーとジョーもろともイスに縛られていた。恨みを晴らそうとジミーが銃を向けたところジミーとダニーの父でありトムの叔父であるニックが現れジミーとニックは銃を向けあう。

そこでジミーは事件の裏に隠された真相を話し始める。2年前の連続殺人もジミーの仕業であってトムとトムの父ヴィンスに追跡を受けた時に捕まりそうになったがジミーの父ニックが現れてジミーを逃がした。朦朧としているヴィンスは逃げる犯人が誰だか分からないが逃亡を阻止する為に拳銃を向けるがニックがヴィンスと揉み合いになり弾みでヴィンスが息絶えた…。真相を知りながらニックは2年後の今の事件はトムがやったことだと思ってジミーを監視につけた。ニックはジミーが生きていることは知らなかったのだ。しかし事件が2年前と酷似していてしかもトムを犯人に仕立てようという思惑に気付きジミーが生きていると思って別荘にやって来た。

ニックはジミーを撃って事件解決…にはならず防弾チョッキを着ていたジミーに逆に撃たれてしまう。怒ったダニーが兄ジミーに体当たりをして状況が揺らぐとトムは別荘の外に走り出しジミーがそのあとを追う!

そこへ警官が来て立場は逆転!ジミーはボートに乗って川を逃げる。トムは警察ボートでジミーを追いつめ彼を倒し父の墓へ報告するのだった。その墓参りにはジョー…エミリー・ハーバーと彼女の4歳になる娘サラが付き添っていた。父ヴィンス・ハーディが望んでいた孫の顔を見るという夢は叶えられた…。

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レビュー・感想・解説・評価

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スリー・リバーズ
toikunの評価:4/10★★★★☆☆☆☆☆☆

前に観た時はサラ・ジェシカ・パーカーがこんなに有名になる何て…。

「殺しのナイフ/ジャック・ザ・リッパー」のローディー・ヘリントンが描くミステリースリラーの主人公は負け犬、それは演じたのが彼だから…。

キャストを。

・主人公トム・ハーディを…って役名ね!…を演じるのは“ザ・負け犬”ブルース・ウィリス。最近は助演のウィリスの作品を観ており、「ノーバディーズ・フール」ではポール・ニューマンの夢の中で無意味な激しいアクションを魅せるが面白かった。またニコール・キッドマンとダスティン・ホフマンという素晴らしいキャストに恵まれた「ビリー・バスゲイト」「アイズ・ワイド・シャット」より激しいニコールが観られるなぁ…と感心した。

・偽名ジョー刑事を演じるのはドラマシリーズと映画「セックス・アンド・ザ・シティ」のサラ・ジェシカ・パーカー。この人は目のまわりのメイクがスゴイよねぇ…。ジョニー・デップ主演の「エド・ウッド」やティム・バートン監督のオールスター映画「マーズ・アタック!」など。“この人、演技薄いな”って思ってきたtoikunは彼女の最近の作品を観たことがないから。…サラ、toikunイチオシの女優オンリー映画「明日の私に着がえたら」に出ても面白かったなぁ…。なおカリコレ2016で彼女主演の「ローマ発、しあわせ行き」が公開。本作から約20年、シワは…ね。

・真相を握っていたニックに扮するはアカデミー賞5部門に輝いた「プライベート・ライアン」のデニス・ファリーナ。他に「エディー 勝利の天使」なんていう当時のNBAスターが出演したバスケコメディなど。

・トムの父親を演じて序盤で退場したのはジョン・マホーニー。「アメリカン・プレジデント」では大統領マイケル・ダグラスに刺客(チョット表現が違う?)アネット・ベニングを向かわす環境保護団体の男。他に極上スリラーの「真実の行方」やオールスター俳優が声をあてたアニメ映画「アンツ」など。

・実は犯人のジミーにロバート・パストレリ。イタリア系の役どころだがパストレリ本人もイタリア系アメリカ人。

・トムだけじゃなくて映画を観る方も犯人だと思っちゃうダニーに性格俳優のトム・サイズモア。「7月4日に生まれて」では下積み時代で車イスの傷痍軍人。大監督マーティン・スコセッシも“出演”しちゃった問題作(?)「真実の瞬間(とき)」ではロバート・デ・ニーロ演じる映画監督を疑って…。ほか「プライベート・ライアン」では主要な兵士の一人。

・トムを敵視する刑事エディに故ブライオン・ジェームズ。規模が大きい西部劇「シルバラード」など。終わりのぶん殴られるシーンは「コブラ」でシルヴェスター・スタローンがデイヴィッド・ラッシュを殴ったシーンと被った☆

・検察官を演じたのは物凄いアクション映画「ソルト」のアンドレ・ブラウアー。他に「ファンタスティック・フォー 銀河の危機」「真実の行方」など。

さて、前のー。

悪人である同僚の警察官を告発すると仲間から白い目で見られるというよく映画に出てくるシチュエーション。実社会でもそうなのでは?と思ってしまう。

ブルース・ウィリス「ダイ・ハード」のマクレーン張りのちょっとだらしない主人公を演じている。

サスペンスとしてけっこうハラハラするけど犯人のジミーが生きていたという展開は果たしてどうか。最初、身を投げたときに死体が上がらなかったことから予想できると言えば出来なくはないだろうけど、ちょっとおかしいかなーって思う。

1999/09/06

2016年の!

う~んミステリーだねぇ。お父ちゃんも犯人だよねぇ!今回は展開を覚えていたとはいえチョット納得したかな。ビックリしてオモシロかったから!

ウィリスが女性用水着の胸の部分を観て変な顔をするシーンは楽しいし。苦虫をかみつぶしたような表情はクリント・イーストウッドみたい。

アクションにおいては、カーチェイス、ボートチェイス、水中での格闘などで魅せてくれているので及第点。

昨日観た「クリミナル・ミッション」ではギャング一家の事をファミリービジネスって言ってたけど刑事の事もファミリービジネス???ショーン・コネリー、ダスティン・ホフマン、マシュー・ブロデリックが親子3代の泥棒を演じた「ファミリービジネス」という映画もありますが、5代はスゴイですね!従兄弟さんはイタリア系…でも主人公の家族はイタリアのイの字もないので別?ワカラン☆

2016/05/10

2016/07/28

by .

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『映画ファン』さんのレビュー・評価

投稿日時:20??/??/?? 15:59:46

4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆

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