映画「トム・クルーズ/栄光の彼方に」あらすじ,ネタバレ,レビュー
原題:
邦題:
原題訳:
製作年:
製作国:
上映時間:
ジャンル:
監督:
主演:
あらすじ
この映画にはtoikun以外のレビューはまだありません。
産業と言えば製鉄所のみ。そんな地元を離れたいアメフト部の高校生。スカウトの話があったのだが監督の怒りをかって部活を辞めさせられてしまう。彼女の助けもあり開けた男の未来とは?
感想・レビューを書いてみませんか?投稿フォームはコチラ[下にあります]
ストーリー・ネタバレ
アメリカ・ペンシルベニア州の田舎町。
街の産業は1社の製鉄所だけで誰もが街を出たがっていた。地元のアンパイプ高校に通う3年生ステフ・ジョージャビチもそんな一人であった。彼はアメフト部に入っていた。その才能・能力から様々な大学から“奨学金で大学に来ないか?”というスカウトの話があった。なまじ引く手数多そして工学部への進学希望で地元を出られるために全ての学校の事を聞かないと決められないでいた。
彼には同じ高校のリサという彼女がいた。ある日良いムードになったために車中でコトを行おうとしたステフだがリサに拒否され怒る彼がいた。
また同級生でアメフト部のブライアンには“彼女が妊娠した”と告げられ心配事は沢山!
そんな彼らアメフト部がライバルの高校と戦う時期になった。5年間負け続けている相手である。地元からも応援が沢山来る。だが土壇場のステフの反則のせいでチームは負けてしまった。大学のコーチへの栄転が決まっている監督のニッカーソンはステフを叱り、反抗したステフを辞めさせてしまう。帰りのチームで乗るバスにも乗せてもらえなかったステフは地元から来た人々の車に乗せてもらって帰るのだが、夜に彼らが向かった先はニッカーソンの家で、家への落書きなどで試合の負けの憂さ晴らしをした。そうするつもりがなかったステフだが車の外に出ているところをニッカーソンに見られて軽蔑をされてしまう。
翌日、練習を指導しているニッカーソンに謝りに行き、高校生活最後の試合に出させて欲しいと頼むステフだが断るニッカーソン。また慰めのためかステフに身体を許すリサがいた。
ステフはスカウトへの返事が遅かったために今さら大学側が許してくれない。少しやけになっている。そんなステフを見かねたリサはニッカーソンの妻に会いに行き、ステフを許すようにと頼むのであった。だがニッカーソンが妻といるファミレスに偶然居合わせたステフはニッカーソンを罵ってしまった。
結末・ラスト
週末だけ兄のグレッグと解体業をすることになったステフ。そこにリサが現れニッカーソンを連れてきた。ニッカーソンは自分のコーチとしての至らなさをステフに謝り、彼の栄転先の工芸大に来ないかと提案する。思いも寄らない話しにビックリしたステフだが、長年の夢である地元を出られるそれを受け入れるのだった。
レビュー・感想・解説・評価
感想・レビューを書いてみませんか?投稿フォームはコチラ[下にあります]リンクについて
~~~(矢印と破下線のリンク)は、T's Theaterでレビューしている映画作品や紹介している俳優等、全て内部リンクです。
「タクシードライバー」や「レイジング・ブル」など主に撮影監督として活躍していたマイケル・チャップマンが監督した青春もののドラマ。チャップマンは「レイジング・ブル」、「逃亡者」でアカデミー撮影賞にノミネートしている。
今作の撮影監督は後にアクション映画「スピード」を監督して大ヒットさせたヤン・デ・ボン。彼の撮影監督としての作品でレビューしているのは「リーサル・ウェポン3」、トム・クランシー原作「ジャック・ライアン」シリーズの第一弾「レッド・オクトーバーを追え!」など。
以下、例によって挙げるべきキャスト…。
・主役の青年ステフを演じるのはトム・クルーズ。“ザ・スーパースター”は「7月4日に生まれて」、「ザ・エージェント」、「マグノリア」の3度アカデミー賞のノミネートがある。特に「ザ・エージェント」は“彼自身を演じている”と言われ本命視されていた。“2番目の元奥さん”ニコール・キッドマンとの共演作「遙かなる大地へ」、「アイズ・ワイド・シャット」をレビューしている。「アイズ・ワイド・シャット」は鬼才スタンリー・キューブリックの遺作であるが“かなりエロティック”な作品…。
・ステフの恋人リサ役には後の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズで人気を博すリー・トンプソン。記憶の彼方にキーファー・サザーランド主演の「ドク・ソルジャー/白い戦場」に出演していてそれで見た記憶がある。レンタルして観よっと、ってあるのか?
・助演の雄クレイグ・T・ネルソンがアメフト部監督を演じる。アル・パチーノとキアヌ・リーブスが共演した「ディアボロス/悪魔の扉」では“金持ち犯人”、2011年の「カンパニー・メン」では大会社の社長さん。同作はベン・アフレック、ケヴィン・コスナー、トミー・リー・ジョーンズ、クリス・クーパー等、超豪華俳優共演作品。この4人は全員ネルソンによって解雇されている…(ジョーンズなんて副社長だったのに…)。他に「ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ」、「ゴースト オブ ミシシッピー」など。
・他に2006年に40歳という若さで亡くなったクリス・ペンなど。クリス・ペンはアカデミー賞俳優ショーン・ペンの弟である。クリスの出演作でレビューしているのは、兄ちゃん主演の「ロンリー・ブラッド」、5代目ジェームズ・“007”・ボンドを演じたピアース・ブロスナン主演のプチバカらしい強盗アクション、「ダーウィン・アワード」なんてコメディ作品など。
ごく普通の退屈な青春ドラマな映画。ロマンスはスパイスにはならずリー・トンプソンの裸も意味を成していない様に思う。監督の気が変わる点などが不満。またアメフト部のサルヴッチが突然逮捕されるなど意味が分からなかった。
クルーズを主役に使っているからハッピーに終わらせたかったのかも知れないが、バッドエンディングでもアメリカの事はよくは知らないtoikunだが良いのではと思った。
ただクルーズは輝いて見えて良かった。まだまだアイドル時代のクルーズであるが、後に「ハスラー2」で共演したポール・ニューマンに初めてのアカデミー演技賞をもたらし(ニューマンは「ハスラー」(その他)でノミネートしたが獲れなかった)、「レインマン」で“弟役”として共演した“兄役”ダスティン・ホフマンに2つ目のオスカーおじさんが行くことになり、“ラッキー・ボーイ”と呼ばれることになるのを誰が想像したでしょうか?(少なくともtoikunは無理だった…。)
最後に、原題の“All the Right Moves”の意味として“要領が良い”というのがある。もし本作の原題が“要領が良い”だったなら、果たして主人公はそれだけ“要領が良かった”のだろうか…?
2013/01/23
2016/03/17
2016/05/29
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
ホームページ
コメント:
(コメントをどうぞ。)
T's Theaterへのお問い合わせフォームはコチラ(別ページで開きます)