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映画『APOLLO 13』「アポロ13」<1995年:アメリカ>

ATTENTION:T's Theaterでは映画作品のあらすじだけでなくストーリーのネタバレを結末まで記載しています。映画レビューはストーリーの下方にあるので映画をご覧になっていない方はお気を付け下さい。

映画「アポロ13」あらすじ,ネタバレ,レビュー

作品データ

IMG from Amazon

原題:

APOLLO 13

邦題:

アポロ13

原題訳:

アポロ13号

製作年:

1995年

製作国:

アメリカ

上映時間:

ジャンル:

SF ドラマ 歴史もの

監督:

ロン・ハワード

主演:

トム・ハンクス ケヴィン・ベーコン ゲイリー・シニーズ エド・ハリス

あらすじ

この映画にはtoikun以外のレビューはまだありません。

大衆の興味も宇宙開発から離れた1970年代。この年も3人の宇宙飛行士が月へと飛び立った、アポロ13で。キリスト教では“13”という数字は「13日の金曜日」の様に忌まわしき数字だが、番号順のためにアポロ13に乗り込んだ3人。だが発射後に思わぬアクシデントが起こり、予定の月面着陸を果たすことが不可能になってしまう。NASAの地上班は3人の宇宙飛行士達を無事に地球へと帰還させることが出来るのか?

史実を基にした、ロン・ハワード監督による大ヒットした宇宙SFドラマ。主演は「フィラデルフィア」と「フォレスト・ガンプ/一期一会」で2年連続アカデミー主演男優賞を受賞したトム・ハンクス。史上初の3年連続の受賞なるかと期待をされたがノミネートを受けることすらなかった。受賞・ノミネートに関しては、これには異論があるtoikun、受賞・ノミネートしてもおかしくはないが、クルー、チームとしての映画だったので、仕方がなかったのかもしれない。彼も又素晴らしいのだが、脇を固めるケヴィン・ベーコン、ゲイリー・シニーズ、エド・ハリスと言った演技派が思う存分魅せてくれる。

なお、アカデミー演技賞ではエド・ハリスとキャスリーン・クインランがそれぞれ助演賞にノミネートを果たした。

後のフィクションSF映画「アルマゲドン」「スペース カウボーイ」では、病・怪我を負ったクルーが自己犠牲の精神を見せ本作とは趣が違うが、本作では“綺麗”に仕上がっている。

もし、更に宇宙を題材にした映画をご覧になりたい方は、ジャンルは違えど「インデペンデンス・デイ」(初めてtoikunがシリアスなSFに感動した作品)や「マーズ・アタック!」(ティム・バートン監督)何かを観てみると…!?

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詳細作品データ[写真画像付き]IMGs' COPYRIGHT notations

主要登場人物

Main Cast:メインキャスト:役名:
Tom Hanksトム・ハンクスアポロ13号船長ジム・ラベル
Kevin Baconケヴィン・ベーコンケン・マッティングリーの不調でアポロ13号に搭乗することになるジャック・スワイガート
Bill Paxtonビル・パクストンアポロ13号搭乗員フレッド・ヘイズ
Gary Siniseゲイリー・シニーズ不調によりアポロ13号の搭乗を許されず、地上でジム・ラベルたちの応援をするケン・マッティングリー
Ed Harrisエド・ハリスNASAの指揮官ジーン・クランツ
Kathleen Guinlanキャスリーン・クインランジム・ラベルの妻マリリン・ラベル

アカデミー賞

Best Sound Winners:録音賞受賞:
Rick Diorリック・ディオール
Steve Pedersonスティーヴ・ペデルソン
Scott Millanスコット・ミラン
David MacMillanデヴィッド・マクミマラン
Best Film Editing Winners:編集賞受賞:
Mike Hillマイク・ヒル
Daniel P. Hanleyダニエル・P・ハンリー
Best Picture Nominee:作品賞ノミネート:
Brian Grazerブライアン・グレイザー
Best Actor in a Supporting Role Nominee:助演男優賞ノミネート:
Ed Harrisエド・ハリス
Best Actress in a Supporting Role Nominee:助演女優賞ノミネート:
Kathleen Quinlanキャスリーン・クインラン
Best Adapted Screenplay Nominees:脚色賞ノミネート:
Al Reinert アル・レイナート
William Broyles Jr. ウィリアム・ブロイルズ・Jr.
Best Original Dramatic Score Nominee:劇映画作曲賞ノミネート:
James Hornerジェームズ・ホーナー
Best Art Direction Nominees:美術賞ノミネート:
Michael Corenblith(美術)マイケル・コレンブリス
Merideth Boswell(装置)メリディス・ボスウェル
Best Visual Effects Nominees:視覚効果賞ノミネート:
Robert Legatoロバート・レガート
Michael Kanferマイケル・カンファー
Leslie Ekkerレスリー・エッカー
Matt Sweeneyマット・スウィーニー

スタッフ(製作・監督・脚本・撮影・音楽)

Producer:製作:
Brian Grazerブライアン・グレイザー
Director:監督:
Ron Howardロン・ハワード
Writers:脚本:
William Broyles, Jr.ウィリアム・ブロイルス・Jr.
Al Reinertアル・レイナート
Cinematographer:撮影:
Dean Cundeyディーン・カンディ
Original Music:音楽:
James Hornerジェームズ・ホーナー

キャスト・出演者

Cast:キャスト:役名:
Tom Hanksトム・ハンクスアポロ13号船長ジム・ラベル
Kevin Baconケヴィン・ベーコンケン・マッティングリーの不調でアポロ13号に搭乗することになるジャック・スワイガート
Bill Paxtonビル・パクストンアポロ13号搭乗員フレッド・ヘイズ
Gary Siniseゲイリー・シニーズ不調によりアポロ13号の搭乗を許されず、地上でジム・ラベルたちの応援をするケン・マッティングリー
Ed Harrisエド・ハリスNASAの指揮官ジーン・クランツ
Kathleen Guinlanキャスリーン・クインランジム・ラベルの妻マリリン・ラベル
David Andrewsデヴィッド・アンドリュース濃青のTシャツを着たNASA職員ピート・コンラッド
Xander Berkeleyザンダー・バークレーNASAの連絡係でマリリンの家に来たヘンリー・ハート
Christian Clemensonクリスチャン・クレメンソン眼鏡をかけ8:2分けのNASA職員チャック博士
Brett Cullenブレット・カレン地上連絡員の一人
Loren Deanローレン・ディーン通信関係の若い職員ジョン・アーロン
Clint Howardクリント・ハワード眼鏡で大きくハゲ上がったNASA職員サイ・リーバゴッド
Ben Marleyベン・マーレイ爽やかな髪型のNASA職員ジョン・ヤング
Marc McClureマーク・マクルーア少し前髪が薄くなっているNASA職員グィン・リニー
Tracy Reinerトレイシー・ライナーフレッド・ヘイズの妻メアリー・ヘイズ
Joe Spanoジョー・スパーノギョロ目でチョットハゲ上がったNASAのディレクター

注目俳優(カメオ出演or下積み時代)

Cast:キャスト:役名:
説明:
Bruce Wrightブルース・ライト少しだけテレビが面腰に映るアンカーマン
「アポロ13」トレーラー

ストーリー・ネタバレ

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冷戦下のアメリカとソビエト。互いの宇宙開発競争は激化して、ソ連が有人宇宙計画で一歩リードした。アメリカはその威信を取り戻す為に、故ケネディ大統領の計画を遂行、アポロ1号がアメリカの期待を一身に受け飛び立ったが、機体は粉々になってしまった。時に、1967年1月27日のことである…。

ソ連に後れを取るまいと、アメリカは悲劇に終わったアポロ1号の計画を続けて、アポロ計画とし、遂行していた。1969年7月20日には、全米が見守る中で、アポロ11号に搭乗したニール・アームストロングとオルドリンがとうとう月面着陸を果たしたのだった。この事によりアメリカ市民の“宇宙熱”は一気に冷めて、宇宙開発に投じる莫大な予算は市民のために…という雰囲気になっていった。

アメリカのアポロ計画は月面に着陸をしたからと言って終わりでは無い。ソ連も又開発を続けているからだ。NASAの後輩たちは訓練を続け、アポロ号のナンバリングされた機体に乗って新たな発見、そして偉大なアメリカを世界に見せつけるために日夜努力をしていたのだ。だがアームストロングが月面着陸をした日だけは、彼らは喜びを爆発させていた。

1969年10月30日ケープ・ケネディ。普段は此処で訓練を行うラベルたちだったが、予算確保のために議員たちに“おべっか”を使っていた。議員たちからすれば、アポロ11号の月面着陸が“全て”の様なのである。

ここでラベルに思い掛けないニュースが飛び込んできた。アポロ14号に船長として乗るはずだったラベルが、先輩のシェパードの病気が発覚して、ラベルがシェパードに変わりアポロ13の船長として載る事になりそうなのだ。帰宅したラベルは思いがけず妻と抱き合うのであった。

計画されているアポロ13の乗組員は船長ジム・ラベル、フレッド・ヘイズ、そしてケン・マッティングリーであった。何事にもバックアップを欠かさないNASAは、バックアップの機体チームも組織しており、その中心人物がジャック・スワイガートであった。

ジム・ラベルは夢にもうなされるような過酷な訓練。時に1970年3月23日、打ち上げまでは僅か3週間を切っていた。緊張もあり、妻との家族団欒も余り楽しめないジム・ラベルがいた。

打ち上げまで3週間となった1970年3月23日。宇宙への“自信”もついたのか、幼い息子とミッションの話をするジムだが、過去の“NASAの悲劇”を知っている息子は、素直に父親の“旅立ち”を喜べないでいた。そして、父子の会話を耳にしたマリリンもまた同様の思いが心の中を支配していた…。

丸で打ち上げ成功が確定されているような状況でパーティなどが開かれる。乗員やNASAスタッフにとってはウザいことばかりなのだが、1970年4月7日、アポロ13の打ち上げ4日前。ジム・ラベル、フレッド・ヘイズ、ケン・マッティングリーの記者会見が行われた。この席上、ジムはアポロ13号の搭乗を最後に引退することを発表した。だがこの“驚き”よりもより大きな事がジムに伝えられた。ケンの体調不良が判明し、NASAのディレクターから、ケンと予備チームの船長ジャック・スワイガートの交代がジムに言い渡されたのだ。当然ジムは反対するものの上層部の判断はきつく、唯一折れたのは“君が決めろ”だった。

ジャックにはアポロ13への搭乗が伝えられ、正規チームであるジム、フレッド、ケンの話し合いが行われ、ジムからケンの病気が伝えられると項垂れるケンがいた…。

打ち上げまではあと数日。急ごしらえのチームとなったが、打ち上げを成功させるために懸命に訓練を重ねる3人のクルーと、それを支える地上スタッフたち。そして打ち上げ前日となる1970年4月10日には、病気が遷るといけないので触ることは出来ないが、見送りのセレモニーが行われた。

4月11日全米が見守る中アポロ13号は発射をした…と言っても過去に既に月に到着しているために、その関心は高いものではなかったのだが…。順調にステーションにドッキングを完了して、その模様を見守るNASAスタッフや家族たち。

だがここでトラブルが発生した!爆発音と共に警告アラームが鳴ったのだ。アポロ13の3人のクルーは原因を確かめるために懸命に調査、地上スタッフもソレを支える。そして酸素が漏れていることが分かったのだ。その箇所を塞ぐ手段はないために、少しでも酸素消費を防ぐために電力を遮断することを地上スタッフは命令する。もし効果が無ければ酸素不足で地球への帰還は不可能となってしまう。だが、操作をするも巧くはいかず、クルーを月着陸船=LEM(=Lunar Excursion Module)に移すことになった。既に月への着陸の望みは絶たれていた…。

15分という短い作業時間でこなさなければならない程の緊迫した事態が、とうとう地上に伝わった。打ち上げには殆どそっぽを向いていたマスメディアがアポロ13号の緊急事態を報じ始めたのだ。これをジムの妻マリリンや、地上に残ったケンの目に入るのだった。

何とかリミットの間でLEMと母船を安定させたジムたち。今度は地上スタッフが、宇宙の3人をどうやって帰還させるかを計算して考える番だ。NASAの指揮官ジーン・クランツの指揮の下、スタッフたちが案を出し合う。発射してから4日目という今、NASAという組織を心配するクランツの上司は、ニクソン大統領に“100%クルーを帰還させることは出来ない”と言おうとしたが、クランツは“友の帰還”の為に“命をはる”!

着陸するはずだった月の周回軌道を回って月を眺める3人のクルーたち。それぞれの思いとは…。そして軌道が地球に向かって地上との交信が再開。更なるLEMへの電力カットが命じられた。そしてまた、事態の深刻さを酒を飲んでいたために飲み込めていなかったケン。彼の家に真夜中NASAの職員が訪ねると、状況を説明して協力を求めた!

結末・ラスト

昼間になるとジムとマリリンの家にはマスコミが押しかけてきていた。各局の中継アンテナを立てさせて欲しいという頼みを受けるが、マリリンは“中継などなくとも必ず帰還する!”と応じることはなかった。

5日目に突入するとジム、ジャック、フレッドの精神状態は限界を向かえつつあった。残り少なくなる機材の破損により漏れ出す酸素は残り少なくなるし、電力も少ない。この事で喧嘩をしてしまう3人。だが地上スタッフはまだ諦めてはいなかった。地上に残ったことでふてくされなかったケンは、宇宙で想定される事象を地上で再現し、アポロ13号にこれから起きるであろう事を“予期”。

もはや、LEMが地球へと近づき最早地上スタッフに出来ることは無い。アポロ13号の3人のクルーの腕と運に、帰還の成功が委ねられた!見守るNASAに、着水地点として計算された海域にアメリカ軍が待機する。

そして、テレビクルーが全米へと中継する中で、ジム・ラベル、ジャック・スワイガート、フレッド・ヘイズの乗ったLEMが着水!直ぐさま軍用ヘリなので待機していた兵士たちによってLEMが引き揚げられると、開けられたハッチからは元気な姿の3人が姿を現すのだった…。

洋上の船でスタッフたちと会話をするジム・ラベル、ジャック・スワイガート、フレッド・ヘイズの顔には安堵感が溢れ、それはまるで月へ到達したような充足感にみなぎっているのであった…。

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レビュー・感想・解説・評価

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アポロ13
toikunの評価:6/10★★★★★★☆☆☆☆

17年ぶり鑑賞。まずは拙く短い1999年の感想・レビューから。

ジム・ラベル、ジェフリー・クルーガーの原作を元にした実話を描く。ジム・ラベルをトム・ハンクスが演じる。そのほかそれぞれに演技を評価される俳優達が脇を固める。

この映画の見所はなんと言ってもSFXだろう。どの部分でCGを使っているのか全くわからない。この点、さすがだ。またこれだけそろえた俳優達の演技もみどころ。特にNASAのジーン・クランツ役のエド・ハリスが、見るものをまさに地上で待つ人々の気持ちにさせていた。

トム・ハンクスは二年連続でアカデミー主演賞を受賞していた。三年連続となるか、と期待されたがそれは無理だったものの、素晴らしかった。

1999/01/16

2016年クリスマス後の鑑賞・感想・レビューを。

後の「ビューティフル・マインド」でアカデミー作品賞・監督賞というW受賞の快挙を果たし、主演のフランク・ランジェラがアカデミー演技賞にノミネートした「フロスト×ニクソン」でも作品賞と監督賞にWノミネートしたロン・ハワード監督作品。本作「アポロ13」も含め、「ビューティフル・マインド」、「フロスト×ニクソン」では名プロデューサーのブライアン・グレイザーが製作を担当、後者2作品ではロン・ハワード他と共に共同製作をしている。

製作者ブライアン・グレイザーの手掛けた作品は山のように多いのだが、アカデミー賞に言及すると前述以外に「スプラッシュ」(1984)で、共同脚本者と共にアカデミー脚本賞にノミネートを果たしている。

少し長くなるが、T's Theaterに掲載しているグレイザーの作品でご覧頂きたい映画を列挙すると「バックドラフト」(製作総指揮)、「遙かなる大地へ」(製作)、「ライアー ライアー」(製作)、「サイコ」(1998)(製作)、「インサイド・マン」(製作)など。

なお、本作には原作が存在するのだが船長ジム・ラベルと作家のジェフリー・クルーガーによる原作『アポロ13』(新潮文庫)(Amazonへのリンク)、2016年末のみだが、中古のみ1円の出品が多いので、安く手に入れたい方はドウゾ。

蛇足が多くなったがいつも通りキャストを紹介する。

・本作ではアカデミー賞に縁が無かったトム・ハンクスが船長のジム・ラベルを演じる。メディアによってはジム・ラヴェルという表記が使われている。言わずと知れた2つのオスカーおじさんを持つ男。他にオスカーのノミネーションは多岐にわたり、「ビッグ」「プライベート・ライアン」、「キャスト・アウェイ」と続く、最早若いながらも名優の域だ。toikunがオススメしたい作品として「虚栄のかがり火」「めぐり逢えたら」「ロード・トゥ・パーディション」などを挙げたい。2016年の出演作品映画のリストを見ると、最早大作しかでないのか…。

・クレジット順ではケヴィン・ベーコンがサブのチームから正規のシームへと昇格をする宇宙飛行士を演じる。まぁ、この人は誰が見たって演技派なワケで、レビュー作品は少ないが90年代の出演作は観るまくった。オスカーに縁が無いところがふ・し・ぎ。2011年には「ラブ・アゲイン」なんておバカコメディに出演していて目が丸くなったよ。で、toikunイチオシなのが、2016年現在日本ではDVD/Blu-rayメディアが未発売のテレビ映画「TAKING CHANCE/戦場のおくりびと」なのである。詳細はページをご覧になって頂くとして、監督は2016年に「きみがくれた物語」のメガホンをとり、日本中を感動に包み込んだロス・カッツ。必見だ。他にちょっと古いがオールスターな「ア・フュー・グッドメン」も良いゾ。90年代の神だ。近年の「COP CAR/コップ・カー」はものすごく観たいけどね。

・そして同じクレジット順で紹介を進めよう。3番目にキャスティングされているのはジェームズ・キャメロンの申し子ビル・パクストンだ。まだ本作ではメインという役柄では無いが、スペクタクルなハリケーンムービー「ツイスター」では主演に抜擢された。他に主演を演じた「シンプル・プラン」は見逃せないミステリー・スリラー。他にジェームズ・キャメロン監督作品「トゥルーライズ」ではシュワちゃんにオシッコちびっちゃうし、名作として名高い「愛と追憶の日々」の後日談を描いた「夕べの星」にも出演。近年観たのはパパラッチ役を演じた「ナイトクローラー」で、主演のジェイク・ギレンホール(「サウスポー」)が大絶賛されていた。因みにパクストンは途中退場…。

・コチラも演技派「フォレスト・ガンプ/一期一会」のオスカーノミニー、ゲイリー・シニーズが涙を飲んだ宇宙飛行士…転じて仲間のために奔走する本当に良い役柄の人物を演じる。先日は「スネーク・アイズ」をリレビューしたのだが、悪役の彼、何か「ザ・ロック」のエド・ハリス的。なおシニーズは同作や「グリーンマイル」でトム・ハンクスと共演。

・中島みゆきの“地上にある星を誰も覚えていない♪”的な役柄にエド・ハリス。本作の他に「トゥルーマン・ショー」、「ポロック 2人だけのアトリエ」、「めぐりあう時間たち」でアカデミー賞にノミネートしている名優。ハリスのターニングポイントは95年前後だなぁ。超豪華キャストながらtoikunは認めない「摩天楼を夢みて」、近年はWOWOWで日本初登場したサスペクツ・ダイアリー すり替えられた記憶で難しい役柄を演じている。

・本作でアカデミー賞にノミネートした、ジム・ラベルの妻役としてキャスリーン・クインラン。「シビル・アクション」なんて極上法廷&水質汚染&破産は良いぞぉ!先日は実話を描いた「アメリカを売った男」を観て、FBIを裏切った男を演じたクリス・クーパー、その妻役だった。

・是非挙げておきたい当時若手のローレン・ディーンがNASA職員として搭乗。「ビリー・バスゲイト」ではタイトルロールのビリーを演じていたのだが、年上ニコール・キッドマンのヌードにドギマギ!他に「エネミー・オブ・アメリカ」の目立たない組織の1人や、「スペース カウボーイ」など。

・そして、彼を挙げて最後にする。劇中で、テレビのアンカーマンとしてチョイ役出演したのがブルース・ライト。カメオ欄に記述したが、それ程有名な俳優ではない。だがtoikunは彼を目にすると時めく。「スピード」でもテレビ局員でした☆また「交渉人」ではFBI捜査官として登場☆

さて。長くなって申し訳ない。

17年ぶりとあっても、ゲイリー・シニーズが交代しちゃうなど、話の流れは覚えていた。まぁ、toikunが生まれる前の話なのにねぇ…。

前述、トム・ハンクスのアカデミー賞云々はやはり、チーム映画というのが大きいと思う。その中でエド・ハリスは逸品だよねぇ。これは是非「アルマゲドン」で“地上の星”と比べて観て欲しいものだ。

で、キャスリーン・クインランのアカデミー助演女優賞ノミネートはチョット???それ程に助演として目立っていたかというと…。深ーく考えると、ジム・ラベルと息子の会話を立ち聞きして何かを思ったシーンと、夫の帰りを信じて家の庭にアンテナを立てさせなかったシーンが目立ったが、その為であろうか?

終わりに、ビル・パクストン…もうチョット頑張りましょう!って以降は大活躍なのだが…。

2016/12/26

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『映画ファン』さんのレビュー・評価

投稿日時:20??/??/?? 15:59:46

4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆

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