映画「トゥルーライズ」あらすじ,ネタバレ,レビュー
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あらすじ
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昼間はリーマンで夜は良い父・良い夫…ってのは嘘である男ハリー。実は政府機関のスパイであり仕事にのめり込み家族の気持ちを分かっていない。ある時に妻が浮気しているのでは!?と思った男は公私混同を承知で妻の後をつけて…。あ、それだけじゃなくてテロリスト一味が核爆弾をアメリカに持ち込み…!
2017年には初の本格的ドラマ「アフターマス」が公開のアーノルド・シュワルツェネッガー主演の多分にコメディ要素を盛り込んだ大作アクション。アメリカ・日本を始め世界中で大ヒットを遂げた作品。
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ストーリー・ネタバレ
ハリー・タスカーは政府機関オメガ・セクターで働く国家を守るスパイだが妻ヘレンや娘デイナなどには有能なパソコン会社のセールスマンという顔を見せて二重生活を送っている。
ハリーはレンクィストという偽名でスイスでの任務の途中でジュノー・スキナーという古美術商の女に目がいった。アメリカに帰国後にジュノーのオフィスに行くハリー。ジュノーはハリーのことをスパイだとは思ってはいない。だがジュノーとの面会後に襲われるハリー。襲ったのは有名なテロリストであるのサリム・アブ・アジズだった。辛くも攻撃を逃れたハリーはアジズ追いつめるが乗っていた馬が言うことを聞かずに逃がしてしまう。
そしてまたハリーに思わぬ危機が訪れる。それは妻ヘレンの浮気だった。ハリーが妻を食事に誘おうとヘレンの働く法律事務所を訪れ声をかけようとすると妻にサイモンと名乗る男から電話が掛かってきたのだ。“ミステリアスな男性…。”ヘレンはハリーに気付かずに出かけると、落ち込んだハリーは同僚アルバの車に戻りアルバに顔を上げることはなかった。その夜の食事でそれとなく尋ねるハリーに白々しく嘘をつく妻ヘレン。妻を見るハリーの目は…。
ハリーが襲われたことによりジュノーや襲った男であるアジズ、そしてアジズがリーダーを務めるテロ組織の“真紅のジハド”について調べたいオメガ・セクター。同僚アルバは“真紅のジハドに関して裁判所からの盗聴許可をもらった”とハリーに話すが、ハリーはどうしてもヘレンの浮気相手を知りたくて公私混同を承知でアルバに協力を求めた。そしてアルバを使ってヘレンのバッグに盗聴装置や追跡装置をつけたハリーだった…。
(おいおい、“本命”のテロリストはどーなった?)
ヘレンがサイモンに会う今日。ヘレンはサイモンに言われた通りに急なUターンをして尾行がいないか気をつけた。レストランに入ったヘレンをサイモンが迎えた。スパイダと話すサイモンに最も驚いたのは盗聴して聞いていたハリーとアルバ。スパイ・サイモンの狙いはハリーなのか?いやいや次にサイモンが語ったのはハリーがアジズと戦ったホテルの話。何のことはない、サイモンはただのナンパ野郎でありスパイと言って女たちの気を引く手口を使っていたのだ。で、今度のターゲットはヘレン…。ハリーは一度サイモンの中古車ディーラーを訪れて彼の本性を探った。
そして公私混同は続く…。ヘレンがサイモンのスパイ作戦に協力…って方向に持っていこうとサイモンは自身の家にヘレンを連れてきた。ハリーはアルバと共にオメガ・セクターの人員・ヘリなど全てを用いてサイモンの家に押し入り2人を確保!その際のアルバの災難は“ハリーの災難”よりはマシか…!?
ハリーとアルバはオメガ・セクターの秘密基地にヘレンを連れてきてサイモンとの関係について問うた…ってもミラーガラスで仕切られているのでヘレンはハリーだと分からない。。そしてヘレンのハリーへの愛の言葉を聞くとハリーはヘレンを許した。ただヘレンはアドベンチャーがしたかっただけ…。サイモンはと言うと…ハリーはきつーいお仕置きをしちゃってチビっちゃった…。
ハリーはヘレンの願望を満たす為にオメガ・セクターの簡単な任務を負わせようとした。その為に組織のフランス系職員ジャン=クロードを用いたのは…。で、その任務とは…任務じゃあないなぁ…ホテルで顔を隠すハリーの元へ行き盗聴器を仕掛けるということ。あぁもちろんハリーとは分かってない。ヘレンに売春婦の格好をさせて自分の前に立たせるハリー。だが“お堅い”ヘレンはハリーに一撃…二撃…三撃あぁ惨劇を食らわすと盗聴器を仕掛け逃げようとした!とここでハリーが正体を明かすものの何とアジズの配下の者が2人を誘拐した!
(本命やっと…。)
ジュノーに“本人として”会ったハリー。何とか妻ヘレンを無事で帰そうと“知らない女”としたがヘレンが“あ~だ、こ~だ”言って結局彼女がハリーの妻であることを確信したジュノー。彼らが連れてこられたのは古美術倉庫でハリーは盗まれたソ連製の核爆弾であることをカメラの前で証明させられた。“有能スパイが核だと言っている”という証拠を政府に突きつける為。そしてまたハリーがどの程度の秘密を知るスパイなのか自白剤を打たれてしまった。朦朧とするハリーに彼との結婚生活が15年のヘレンはスパイ経歴を聞いた。“17年前からスパイをやっている…”
本当に朦朧としているが自白させられる前に敵を倒したハリーは組織全体を倒そうとするがソレが出来ずにアジズ達は核兵器を持って逃走、そしてヘレンは人質に取られてしまった…。
結末・ラスト
発信器を頼りにやって来たアルバと合流するとハリーは妻が乗る車をヘリで追う!ハリアー戦闘機にも応援をかける!そして見事妻ヘレンを取り戻したハリー!海中に落ちた核爆弾のタイマー爆破に備えて一度は陸に立つ皆。核爆発後にハリーが知らされたのは娘デイナが連れさらわれたと言う事。ハリーは“10年という久しぶり”の戦闘機操縦でハリアーに乗りアジズが占拠するビルへと向かう!
オメガ・セクターの新人ファイザルも潜入したビル。正義感溢れるデイナが爆破の為のキーを奪い屋上へ逃走!アジズはデイナを追う!ハリーがハリアー戦闘機でやって来た!父親の姿に驚くデイナがいたがハリーは娘を助けるとミサイルに引っかかったアジズに“You're fired!”と言ってそのミサイルを発射し敵ヘリもろとも倒すのだった。
1年後。
親子仲、夫婦仲はバツグンのものとなったタスカー家。ヘレンはと言うとオメガ・セクターで働いている。潜入したパーティ会場で『POR UNA CABEZA(ポル・ウナ・カベサ)』(YouTubeへ飛びます!)を踊るハリーとヘレンに対し、何時も脇役と嘆くアルバがいた…。チャンチャン。
レビュー・感想・解説・評価
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18年ブリブリシリーズも第何作目だろう?久しぶりの本作だが魅力は変わってなかった。いつも通り前の感想。
これぞアクションの醍醐味が味わえるスケールの大きな映画。主演にアーノルド・シュワルツェネッガー、監督にジェームズ・キャメロンである。
キャメロン映画で一番のアクションだと思う。ユーモアもばっちり。娯楽性もばっちり。「タイタニック」の成功もある意味うなずける。しかし、この人はよく金をかけるなと思う。失敗するとは思わないのだろうか。まあいいとして、とにかくスケールがでかい。悪名高いハリヤー戦闘機が街中で火を噴いたり、名場面は多い。文句無しに楽しめる。
シュワちゃんのことだけども、彼はアクションばかりでているが、とても素晴らしい俳優だと思う。とてもエンターテイナーであり、ユーモアを持つ。ホント作品に恵まれればオスカーも手にはいると思うのだけどな。
1998/09/17
2016年のリ・レビュー☆まずは監督紹介。
メガホンをとるのは「タイタニック」でアカデミー監督賞・作品賞・編集賞を獲得したジェームズ・キャメロン。彼は他に「アバター」でオスカー作品賞・監督賞・編集賞にノミネートしている。toikunがレビューしているのは現状本作と「ターミネーター2」しかないがキャメロン映画は結構観ている。
肝心の「タイタニック」はと言うとテレビで放映されているのをチラ見して“キャシー・ベイツ様☆”と思うだけで全部は観ていない映画ファンとしては如何なものかと思われるtoikun。理由は何度も記述しているが“当時は塾講師をバイトでしていて、中学生の生徒に“彼女と観ないの”って言われたけど、当時は彼女がいなくてプンプンと来たから”である。それと当時は主演のディカ君が好きではなかったから…。
補足というか撮影のラッセル・カーペンターは「タイタニック」でアカデミー撮影賞を受賞しているのだが、彼が撮影監督として参加した映画作品で「交渉人」は10点満点のスリラーである。
蛇足が多かったがキャストを紹介する。
・長らく二重生活を送ってきた主人公に扮するのはキャメロン作品「ターミネーター」が代名詞となったアーノルド・シュワルツェネッガー。大好きな淀川長治先生が死去後に先生が“シュワちゃん”と名付けたことを知ったtoikunは嬉しかった。シュワちゃんが悪役として出演した「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」、当時買ったブラックのTシャツを未だに着ているtoikun。シュワちゃんの出演作品として「コマンドー」、前述「ターミネーター2」をレビューしている。
蛇足となるが2013年のシュワちゃんとシルヴェスター・スタローンの共演作で、シュワちゃんがヘリに乗って“ビシッとした”顔を見せてマシンガンを撃つシーン、あの時の顔は本作でのシュワちゃんを思い出して大笑いしてしまったtoikun。アレは絶対にソウ意識したハズ☆まだレビュってないけど…。
・奥さん役のジェイミー・リー・カーティスは「大逆転」が大好きだ。マイケル・ダグラスがアカデミー賞を獲った「ウォール街」よりも実際のウォール街の人たちが参考にするというコメディ映画だ。
・同僚役にトム・アーノルド。「ヒーロー 靴をなくした天使」をレビューしているが、顔立ちはアカデミー賞俳優のジョー・ペシに共通するものがある。身長は全然違うけど…。
・古美術商として妖艶に登場するティア・カレルは「ライジング・サン」というスリラーで日本人ハーフとして登場する。どうしても本作の“悪女”が先行してしまうtoikunは眼鏡をかけた真面目な彼女に違和感を持ったが…。他にミッキー・ロークとドン・ジョンソン共演作「ハーレーダビッドソン&マルボロマン」を観ている。
・娘さん役エリザ・ドゥシュクはごめんなさい、本作しかレビューしてませんが「ボーイズ・ライフ」を観ている。思春期の娘さんを好演しているよね☆
・テロリストのボス役アート・マリックは「007/リビング・デイライツ」など。パキスタン系という事だが下の方に別な記述をする。
・キャメロン映画の脇役としてよく観たビル・パクストンが情けないナンパ師として出演!「アポロ13」や、アカデミー作品賞を受賞した「愛と追憶の日々」の後日談「夕べの星」をレビューしているが、忘れられない「シンプル・プラン」という極上スリラーの主役!昨年「ナイトクローラー」を観たが中々良質だった☆
・新人スパイさんを演じたグラント・ヘスロヴは出演作品として「エネミー・オブ・アメリカ」を観ているが、製作や脚本も執筆するようになり「グッドナイト&グッドラック」でアカデミー作品賞・脚本賞ノミネート、「スーパー・チューズデー ~正義を売った日~」ではアカデミー脚色賞にノミネート、そして「アルゴ」でアカデミー作品賞を受賞しているんだから、どうなるのか分からないよねぇ!マリックと共に後述する。
・オメガ・セクターの一番上の人かは知らないけどボスを演じたのは「ベン・ハー」のアカデミー賞俳優の故チャールトン・ヘストン。「アルマゲドン」のナレーションを冒頭担当。高校時代にテレビで彼の出演作品を観て“神様はチャールトン・ヘストンに似ていた!”ってのが忘れられない。作品名称は忘れたが…。
2000年代の何時だったかは忘れたがCBSイブニングニュースを聞いている時にヘストンが全米ライフル協会の会長だと知ってビックリしたtoikun。右寄りなtoikunだが少し嫌悪感を持った。政治的な話はお客さんを気持ち悪くさせちゃうし内政干渉になっちゃうからアレだけど…アメリカの銃規制は残念だけど無理では…という印象。
結構アッチの俳優さんて支持する政党を言うよね。大好きなアレック・ボールドウィンが日本の夕方のニュースで民主党を応援していると知ったし(この時、アレックの名前は出ていないがラブだから分かる☆)、クリント・イーストウッドがバラク・オバマを批判することも日本のニュースになった。
でもね、アネット・ベニングが民主党支持なのか共和党よりなのか知らないけれど、彼女には是非ともヒラリー・クリントンを演じて欲しいと思っているtoikun。アネット、ラブ☆だしすごいヒラリーと似ているから。もしソンナ映画が作られるのならウィリアム・ジェファーソン・クリントンには是非ジョン・トラヴォルタを!って何回言えば気がすむ?←←←「パーフェクト・カップル」ね!
ほい。
いやー、何度観ても面白いアクション!忘れることが出来ない様々なシーンに身体が動く。例えばミサイル発射シーンや馬が空を飛ばないシーンなど。見どころは尽きないんだよね。
でもさ、考えてみて下さいな。主題となるべきテロリストのことが脇に回って延々浮気調査になっちゃうってのはどういうこと?コレが途中まで主題であり“こんなこと”で魅せてくれるんだよ?こんな映画ないよね?
仮定の話で「ダイ・ハード」だったら大部分ブルース・ウィリスがアル中としてボヤいているようなもの!仮定の話でジェームズ・ボンドがずーっとマネー・ペニーとくっちゃべって…ソレがマネーの妄想でした…ってな感じ。
よくよく考えると本当に不思議な映画であり、ソレがウリなんだからキャメロン×シュワルツェネッガー恐るべし!
上で予告しておいたマリックやヘスロヴに関しての記述。
どちらもアラブ系に見られると思う。ヘスロヴはアメリカ生まれと言うことだが。これtoikunが偏見を持っていると思われるとアレだけどtoikunはアラブ系に偏見はない。(高校時代の世界史の先生がイスラム教好き好き先生だったから偏見を持たずに済んだ、ありがとう!)
本作ではイスラム教は出てこないけど“アラブ系でテロを起こす”って言うと映画では大体イスラム教過激派。「マーシャル・ロー」という作品は些か極端な描き方があった。それ故にFBIのイスラム系捜査員=トニー・シャルーブが投獄…になっちゃう。同作を観ているから本作が違った視線で見られたtoikun。本作がエンタメ一辺倒だからそういう描写は入れる必要がなかったし入れては映画が存立しなかったのだが。
こういう視点で映画を観てみるのも面白いかも!何か考えさせることを言ってしまいゴメンナサイ。
最後。単語の曲『POR UNA CABEZA(ポル・ウナ・カベサ)』はすごい有名!toikunはアル・パチーノがアカデミー主演男優賞を受賞した「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」がとても好きであり、同作ではパチーノが盲目の偏屈な元軍人を演じていて、美女ガブリエル・アンウォーとタンゴを踊るのだ。もちろんサントラを持っていて車を持っていた頃はBGMとして『POR UNA CABEZA(ポル・ウナ・カベサ)』をかけて身体を動かしまくっていた、事故らない程度に。同作で“ハッ!”って言いながら踊る様は本作のシュワちゃんよりも断然カッコイイので機会があったらレンタルして観てみて下さい☆あ、盲目なのにフェラーリを運転して助手席のクリス・オドネルの心中を察すると…(苦笑)
2016/05/30
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
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