映画「ダイヤモンド・イン・パラダイス」あらすじ,ネタバレ,レビュー
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あらすじ
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FBI捜査官に目をつけられていたがそれをかいくぐって犯行を行う程の宝石泥棒が引退した。恋人と共にパラダイスで過ごす男は物足りなさを感じていた。そこにFBI捜査官が現れてこの島に高価なダイヤモンドを積んだフェリーが寄港するので盗まれないために見張ると言ってきた。大泥棒は…。
オープニングのピアース・ブロスナンとサルマ・ハエックのキスシーンに驚いたファンも多いハズ。そんな2人が再共演したコメディ映画「おとなのワケあり恋愛講座」がカリコレ2016で公開された。サルマと共に「メカニック:ワールドミッション」などのジェシカ・アルバもヒロインとして登場したビターなコメディだった。
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(注:ローディ・ファンとはRowdy Fanで“五月蠅いファン”という意味でありローディ・ファンという名前ではない)
説明:
ストーリー・ネタバレ
FBIの捜査官スタン・ロイドたちがダイヤモンドの護送をしていた。ロイド達歴戦の勇士のようなFBI捜査官が完全装備でダイヤモンドを守るのにも理由があった。ダイヤモンドの大泥棒であるマックス・バデットが狙っているというのだ。そのFBIの監視下にあってもマックスは恋人のローラと共に証拠一つ残さずダイヤモンドを奪い去った。ロイドに撃たれはしたが…。
数ヶ月後のカリブ海バハマの島パラダイス・アイランド。
泥棒を引退したマックスとローラは夜ごと繰り返されるバカンスに身を興じていた。しかしわずかに刺激が足りないことをマックスは感じていた。そんなマックスの元をなんとロイドが訪れる。そしてロイドはマックスに“大秘宝であるダイヤモンドが船に乗ってやってくる”と言うのだ。それを聞いたマックスはとても疼く。だがマックスと結婚したいローラはそれをやめて欲しいと言うのだ。
ロイドはこの島がFBIの管轄外であるため現地の女性刑事ソフィーと一緒にマックスを監視することになる。そんな監視下で現地の有力者モレーがダイヤモンドを盗めとマックスに言ってくる。モレーとは彼の英名ムーアを現地語読みしたものでありモレーの目的はこの地域を統べること…。
ロイドとソフィーの監視、モレーの接近、ローラの不同意の中。マックスはまずモレーに船の構造を教えて自分で盗めと言う。
そしてロイドとソフィー、ローラ。彼らと一緒に真夜中の海の中に潜るマックス。マックスは水中で協力者のバーテンダーと入れ代わり3人に知られることなくダイヤモンドのあるセブンシーズ号に侵入。重大な警戒の中であったがモレーの手下が同時に忍び込みマックスが仕掛けた罠を踏んだため見事ダイヤモンドを奪ったマックス。そして水中へと戻り感づいたローラの協力もあり再び協力者と入れ代わると、“ダイヤモンドが奪われたときはFBI捜査官ロイドと一緒”という見事なアリバイまで作り上げた。
だが泥棒は辞めたというのにまたやらかしたマックスをローラは許さなかった。マックスの元を離れるローラ。そこへモレーがやってきてハメられたと激怒するモレーはローラに拳銃を突きつけダイヤモンドをよこせと言う。しかしマックスの危機を救ったのはロイドとソフィーだった。彼ら2人がモレーを撃ち殺したのだ。マックスへの疑いの念を拭ききれない2人だったのだが…。
結末・ラスト
ローラが帰国への飛行機に乗るところにマックスが現れた、自分で買ったと言う結婚指輪と一緒に。マックスの愛を聞いたローラは彼を許したのだった。ただ指輪の領収書を見たがるのだが…。
ここで気になる男がいた。それはFBI捜査官であるロイドである。マックスが砂浜のバーにやって来ると仕事を終えたはずのロイドがまだいた。ロイドは何故管轄外のこの島までやって来たのかを話した。ロイドはダイヤモンドを狙ってきたのだったのだ。マックスの腕を見込んでマックスが奪ったダイヤモンドを更に奪う計画を立て、マックスが桟橋に隠したダイヤモンドを奪ったのだ!苦い顔をするマックスだが恋人ローラが戻ったことが“一番の収穫”と笑うのだった。
帰国のために手に入れた高級自動車で高笑いを浮かべるロイド。マックスがただで返すわけはなかった…。マックスは携帯を手に持つとかつて自身の引退前にロイドからダイヤモンドを奪った方法と同じ“車の遠隔操作”をしてロイドを懲らしめるのであった…。
レビュー・感想・解説・評価
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うん、9年ぶりの鑑賞☆まず前の!
ピアース・ブロスナン、そしてサルマ・ハーイェク主演でおくるラブコメ要素を含んだ犯罪もの。他にtoikun的に久しぶりの感があるウッディー・ハレルスン、「オーシャンズ11」などのドン・チードルが共演。また、NBAのロサンゼルス・レイカーズのシャキール・オニールやカール・マローンらが出演、NBAの試合を観戦しているエドワード・ノートンの姿も。
上で述べたラブコメというのはメグ・ライアン何かが得意とするラブコメではなくてラブものとコメディものという意味で表してみた。
犯罪ものであるが内容がとても“軽い”のである。表現が難しい…何も考えなければ楽しく見られると思う。この映画の評価を2.5点(注:新フォーマットでは5点)としたがストーリーとしては2点(注:同4点)くらい。ブロスナン贔屓を入れて+0.5点(注:+同1点)としてみた。単純に見れば4点(注:8点)ぐらい付けられる映画である。
「007」シリーズの様な女王陛下のブロスナンもいいが、「トーマス・クラウン・アフェアー」や本作のような泥棒のブロスナンも素敵である。男も惚れる男、ピアース・ブロスナン。
2007/03/20
2016年の記述で何時ものように監督やキャストから!
監督を務めるのは旧作ながら先日「天使のくれた時間」でtoikunを楽しませてくれたブレット・ラトナー。
音楽を担当するラロ・シフリンは本年と同年の2004年製作の「サン・ルイ・レイの橋」という作品の音楽担当だった。同作はロバート・デ・ニーロ、F・マーリー・エイブラハム、キャシー・ベイツというアカデミー賞受賞者だけでもキャストがスゴイし+ハーヴェイ・カイテルやガブリエル・バーンなどファン垂涎…。
・主人公の泥棒に扮するは5代目ジェームズ・“007”・ボンドとして知られるピアース・ブロスナン。「007/ゴールデンアイ」、「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」、「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ」、「007/ダイ・アナザー・デイ」と4作続いたブロスナン=ボンド。「007/ダイ・アナザー・デイ」の次の作品が本作となった。ブロスナンファンの方が「第四の核」の似非イギリス人を見たらどう思うだろう?他に「ミセス・ダウト」や「マーズ・アタック!」もオモシロイ!
・泥棒さんの恋人ローラに扮するは「フリーダ」のアカデミー賞ノミニー、サルマ・ハエック。「ワイルド・ワイルド・ウエスト」のヒロインとしておバカ映画だったが盛り上げてくれた。他に「ドグマ」やシンディ・クロフォード主演の1995年の「フェア・ゲーム」など。
・前回触れなかったがショーン・ペンの弟として知られる故人となったクリス・ペンがバスケのファンとして登場する。固有名詞のある役名ではないので注意して欲しい。トム・クルーズ主演の「トム・クルーズ/栄光の彼方に」や「ダーウィン・アワード」など。
・実はハメようとしたFBI捜査官ロイドに扮するは「メッセンジャー」と「ラリー・フリント」のオスカーノミニーである実力派&個性派俳優のウディ・ハレルソン。クエンティン・タランティーノ原案の「ナチュラル・ボーン・キラーズ」は意味が分からなかったtoikun。他に良作と感じたがラジー賞…な「幸福の条件」や「ウワサの真相 ワグ・ザ・ドッグ」など。toikunにとって今年はハレルソンフィーバーかも!?ってのは「グランド・イリュージョン」だし続編「グランド・イリュージョン 見破られたトリック」だし…。
・現地の女性刑事に扮するのは本作でハリウッド進出を果たしたというイギリス人俳優のナオミ・ハリス。日本公開が大分後になってしまった良作品「サウスポー」では主人公の娘を保護する施設の女性役として登場。
・劇中ではヘンリー・ムーアという名前は一度しか使われていなく勘違いしている人もいるようだが役名は“アンリ・モレー”、そんなモレーを演じるのはラトナー監督の「天使のくれた時間」で天使を演じたドン・チードル。ウガンダ虐殺を描いた作品「ホテル・ルワンダ」に出演しアカデミー主演男優賞にノミネート。下積み時代の「デンバーに死す時」のギャングスターの部下として出演するチードルを見つけることが出来て嬉しかったtoikun。彼は「オーシャンズ11」、「オーシャンズ12」、「オーシャンズ13」の泥棒さん。
・黒人のFBI捜査官として登場するミケルティ・ウィリアムソンはtoikunが気になる俳優さん。「フリー・ウィリー」、「フリー・ウィリー2」、「コン・エアー」、「パーフェクト・カップル」なんかで観ている。
・9年前に記述したがエドワード・ノートンが客席でバスケを見る本人役としてカメオ出演。これはきっとラトナー監督の「レッド・ドラゴン」に出演したからであろう。「真実の行方」でデビューして直ぐにアカデミー賞にノミネートしたノートンは他に「アメリカン・ヒストリーX」と「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」でオスカーにノミネートしている。「世界中がアイ・ラヴ・ユー」など。
さて。
もう一度観ても可もなく不可もなく。そんな凡庸な印象を残す本作だが多分に見られる“男性同士の同性愛描写”に監督は何を求めたかったのであろうか?ただ単に写真撮らせて笑わせたかったのか、演出としてバーテンダー役のトロイ・ギャリティの“あの顔”を引き出したかったのだろうか?どちらにしてもこの性描写は不適切かと思われますが…。
ハレルソンのFBI捜査官が“停職中”という事を知って本作に隠された真実を気付いた人も多いだろうなぁ。だからサスペンションは描かなくても…!?って布石か?
笑わせるところとして“アイルランド人だぞ!”と話すマックス=ブロスナンは本当にアイルランド人である。そんな彼が女王陛下の007なんだから面白いんだよ。だって初代はショーン・コネリーでスコットランド出身英国国籍、で数年前にスコットランド独立を彼が願っていることが日本でも大々的に報じられたしねぇ。
俳優の出自を知って映画を観ることはとても面白いのだ。
そんなアイリッシュであるピアース・ブロスナンが「マイケル・コリンズ」に出演しなかった理由は推測だが007の為。で、アイリッシュのピアース・ブロスナンの祖国への愛が感じられる映画作品が「ネフュー」という“小さな”映画。是非レンタル屋さんで!
2016/05/23
2016/06/30
2016/07/09
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
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